第22話

強いられた独りぼっちに
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2026/02/26 07:00 更新

 ~夜桜藍side.~
久し振りに
皆で過ごす時間が心地よかった。


でも、それは突然聞こえた声で
終わりを告げた。
?¿?¿?¿
......あぁ、アンタ、こんなとこにいたのね
新明 翔命
新明 翔命
......ぇ?

______え?あれは...まさか
新明 翔命
新明 翔命
か、あさん...?なんで此処に...
そんなことはどうでもいいのよ
さぁ、早く帰るわよ

翔命のお母さんはそう俺らに目もくれずに言って
乱暴に翔命の腕を引っ張った。


...ッ。止めなきゃッ
夜桜 藍
夜桜 藍
あのッ…
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
な、なんで、連れ、て行くんで、すか...?

琳斗......?
アンタには関係ないでしょ
ほら行くわよ
新明 翔命
新明 翔命
......

無情にも翔命は
彼のお母さんに引っ張られて帰っていった。


2人が去った後、
さっきまで賑やかだったはずの俺らの”秘密基地”は静寂に戻ってしまった。
蕾佳 樹
蕾佳 樹
......翔命さん、連れて行かれてしまいましたね...
天宮 星音
天宮 星音
そうだね...
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
ど、どうしよう...?
来栖 遊馬
来栖 遊馬
翔命くんのお母様を説得させなきゃかな?
夜桜 藍
夜桜 藍
...
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
ら、藍くん...?
夜桜 藍
夜桜 藍
...ねぇ、こういうのはどうかな
夜桜 藍
夜桜 藍
__________。

俺がそう提案すると
皆は顔を見合わせた後、俺の方を向いて
4人
いいじゃん/いいですね/良いと思うよ/い、良いと思うよ
そう言ってくれた。



__さぁ、返してもらおうか。
 ~Notside.~
 ~翌日~

藍と遊馬そして琳斗は
”とある場所”に向かって歩みを進めていた。
来栖 遊馬
来栖 遊馬
本当今日が休日で良かったね
夜桜 藍
夜桜 藍
そうだね〜、休日じゃなかったら学校休まなきゃいけなくなるし
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
僕は別に休んでもいいけどね、
夜桜 藍
夜桜 藍
あはは…
来栖 遊馬
来栖 遊馬
…あ、ついたみたいだよ

3人がやってきたのは
とあるお店だった。

窓から店内の様子を見ると
見覚えのある男の子がテキパキと働いていた。
夜桜 藍
夜桜 藍
......やっぱりか
来栖 遊馬
来栖 遊馬
藍くんの予想、当たってたみたいだね
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
す、すごい...
夜桜 藍
夜桜 藍
まぁ、偶々目星つけたとこにいただけだよ
来栖 遊馬
来栖 遊馬
それじゃあ、入る?
夜桜 藍
夜桜 藍
そうだね

カランッ…)
?¿?¿?¿
ぇ、なんで…?
夜桜 藍
夜桜 藍
ちょっと来て欲しい
夜桜 藍
夜桜 藍
翔命
新明 翔命
新明 翔命
......分かった、後30分したらシフト終わるからそれまで待ってて
翔命が藍たちから
指定された場所に行くと其処には既に3人は居た。
新明 翔命
新明 翔命
...3人とも
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
翔命くん
来栖 遊馬
来栖 遊馬
来たね
夜桜 藍
夜桜 藍
そうだね、じゃあ他の3人にも出てきてもらおうか

藍がそう言うと
奥から星音と樹、そして__
新明 翔命
新明 翔命
ぇ、か、母さん...?
ちょっと、これなんなのよ!!!
夜桜 藍
夜桜 藍
どうも、翔命のお母さん
どういう事よ!?
やっぱり生みたくもなかった子の友達は礼儀がなってないのかしら?!
来栖 遊馬
来栖 遊馬
...
あぁ、やっぱりそうね。こんな子の友達なんかろくなのいないんだわ
新明 翔命
新明 翔命
ッ…
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
...
蕾佳 樹
蕾佳 樹
...
そんなんだから、アンタたちも
夜桜 藍
夜桜 藍
チッお黙り下さい

しびれを切らしたのかのように
藍が静かに、けれども怒気を含んだ声を発した。
夜桜 藍
夜桜 藍
しっかり今の発言録音させてもらいましたよ
っは...?
夜桜 藍
夜桜 藍
それに貴方が今まで翔命にして来たことも...ね?
いや、私はただ躾を…
夜桜 藍
夜桜 藍
アンタが今まで翔命にして来たのは躾じゃない
夜桜 藍
夜桜 藍
ただの”虐待”…犯罪だよッ!!!
来栖 遊馬
来栖 遊馬
……さぁ、そろそろかな?
天宮 星音
天宮 星音
うん
蕾佳 樹
蕾佳 樹
場所は伝えてありますよ
新明 翔命
新明 翔命
何が…?
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
もうじき分かるよ、

琳斗がそう言った次の瞬間__
警察
警察だ。新明〇〇を虐待罪で逮捕する

 ~新明翔命side.~


あの後、母さんは逮捕されて
俺は解放された。

そして
俺は皆が昨日から準備していたことを知った。


星音と樹が母さんのことを調べたらしい。


そして俺のバイト先を
らんらんと遊馬と琳斗が絞ってたらしい。


……結局俺は皆に救われたんだ、


でも、俺は心の何処かで

「助けて欲しい」

そう、思ってたんだろうな。


俺を救ってくれたのがあの5人で本当に良かった。

心からそう思う。
白瀬 琳斗
白瀬 琳斗
翔命くん?行こう、!
新明 翔命
新明 翔命
うん!






俺はもう、一人独りなんかじゃない







































_____強いられた独りぼっちにさよなら。


















《第一章》当然になった理不尽の中で ~Fin~

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