逃げる中、アルはエドを路地裏に手招きする。
アルは素早く錬成陣を書き、分厚く高い壁を錬成する。
エドが感心したのも束の間、壁に亀裂が入り、傷の男はいとも簡単にかべを破壊した。エドは顔を真っ青にさせ、アルは驚く。
すると、傷の男は壁に手を触れ壁を壊し、エドとアルの進行方向を塞ぐ。
エドは両手を合わせると、壁を伝うパイプを掴む。
エドの触れたパイプはナイフへと錬成され、アルも構える。
血を蹴り、エドとアルは攻撃を仕掛けるが、スカーは攻撃を避け、右手でアルの鎧部分を破壊する。
アルは地面に崩れ落ちるように倒れた。
傷の男はエドの右手を破壊しようとするが破壊できず、エドは弾かれるように倒れる。
エドは立ち上がり、コートと手袋を脱ぎ捨てる。
エドは機械鎧を刃に変える。
傷の男はそう言うとエドの右腕の機械鎧を破壊した。
🌸3話終了です。久しぶりの更新になってしまいました。お待たせして申し訳ございません。これからもよろしくお願いします。🌸
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!