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第1話

銅貨一枚
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2025/02/22 13:03 更新








棺の扉に手を置いて、力を込めて。闇深いヒカリの中へ飛び込んだ__。



そこは自分が望んだ場所……だったはずだ。

そうだったはずなのに。
__
どこだっけ、ここ
分からなかった。何も。
__
だれだっけ、おれ



自分のことさえも

それまでおれは、深い水の中に沈んでいたようだった。泡に隠れて何も分からないくらいの。

ふ、と浮上した時には周りの泡に自分すらも隠されてしまった。


大事な物を取り落として、手を伸ばしても掴めるのは水だけ。
でも、何故か。なんでか分からないけれど。

ここでする息は、苦しくなかった。












__
ある所に、病気に掛かった王妃様がいた。
__
王妃様は、光り輝く黄金きんの花を食べて治したらしい。そして生まれた子供は黄金色の髪の可愛い姫様だって。
__
姫様にはとある能力があった。それは癒しの力。王妃を癒したあの花のように。

__
ここで1つの仮説が生まれた。
「能力の媒体を取り込んだ母体から生まれた子供はその能力を継承する」
__
……おかしな話だと思うか?御伽噺フェアリーテイルだって思うか?
__
残念だが、これはもう立証されてる。


ワスレ
おれがそうだからね。







〈ワスレ/???????〉



NRC3年生(17歳?)

スカラビア寮所属

身長:176cm

ミステリーショップバイト(3年目)

座右の銘【金こそ正義】

得意教科:魔法薬学

得意魔法:フレイムブラスト

ユニーク魔法【???????】
効果【???????????】


特異点:入学前の記憶が欠如。

保護者代理はクルーウェル先生。


「世の中金だよ金!金があれば記憶なくてもやって行けるんだから!

…え、重い?監督生どうした?心臓痛いんか?デイヴ先生(クルーウェル)とこ行く??」


〈参考文献:忘れ草〉

花言葉:憂いを忘れる、愛の忘却

毒性
ワスレ
忘れ草を調べた後こう思ったんだよな。おれの母さんは自分を殺したくて花を食ったんじゃないかって。
……監督生??急に泣き出してどうした?!

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