第8話

肝心な時に限って。[8]
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2025/10/19 15:34 更新
[目黒目線]







授業が終わり次第俺は佐久間くんのクラスへ
迎えに行った。



前は校門で待っていたが、
その時のように女子に絡まれるのはごめんだ


カバンを持ちひょっこりと
クラスをのぞいてみると、

佐久間くんが阿部先輩と話していた。

どうやらもうSTは終わっていたようだ。








すると、

佐久間くんが俺は気が付いた。








佐久間。
蓮!
目黒。
佐久間くん来ましたよ
目黒。
お迎え
佐久間。
幼稚園児かよ笑






阿部先輩とは特に話はしなかったが、

ただどこか微笑ましいような瞳で
俺を見つめていたことだけは分かった。



なんだったんだあの人









佐久間くんは意気揚々と俺の隣に来て
何故か俺の手を握った。





固まる俺に佐久間くんは?の表情で











佐久間。
え、違う?
目黒。
あ、いえ
目黒。
なんでしたのかな〜と
佐久間。
なんで、、
佐久間。
前に蓮がしてきたから?
目黒。
それだけ?
佐久間。
なに、これ以上理由いるの?
目黒。
いや要りません








「ならよし」と言わんばかりに

ルンルンと俺の手をにぎにぎとしてくる。



どうしたものかこれで
恋愛感情が無いっぽいのだ、、



実際どうか知らないが










目黒。
佐久間くんは一目惚れとか信じる?
佐久間。
えー?





いかにもしなさそうな返答が来た。












佐久間。
信じるっちゃ信じるけど、、
目黒。
まぁそうかぁ、、
佐久間。
どうしたの?
目黒。
いや、佐久間くんて恋愛!みたいな
イメージがどうも湧かないからさ
目黒。
実際どうなのかー?と思って






ゆらりゆらりと言葉を繋げて
口に出してみると、

ふいに佐久間くんは足を止めた。




ぎゅう、と手を少し握って











佐久間。
、、え、マジ?
目黒。
、え、マジ。
佐久間。
ふ〜ん、、
佐久間。
そりゃやばいな
目黒。
どういうこと?
佐久間。
そのまま!
佐久間。
というか、蓮はモテ過ぎ
目黒。
まぁ、こんな顔に生まれたし
佐久間。
言うタイプね笑?
目黒。
まぁそれは冗談として、、
目黒。
なんだかんだ好きな人には
好かれないよ俺




嘆くように言ったら

佐久間くんはまた足を止めた。



今度はなんだ?と思っていると、












佐久間。
好きな人、、ね?
佐久間。
俺は意外と好かれちゃうタイプ
佐久間。
特に蓮とか
目黒。
、、うん?







どういうこと、、?




そうおもっていると、


佐久間くんはぱっと手を離した。









佐久間。
んじゃ、俺もう家近いから〜
佐久間。
バイバ〜イ
目黒。
あ、うん、バイバイ







力なく手を振るが、


完全に体と心が不一致だ。















目黒。
、、え、と、、?








とりあえず俺は家に帰り、


ビデオ電話でラウに相談することにした。





「なになに?」なんて言うラウに

ことの事情を1から説明すると、





「、、、はあぁぁぁぁ」







という馬鹿でかいため息の後に



呆れた表情で言った。





















ラウール
めめ、それさぁ、、



遅くなりましたぁーーい



ちょっと最近好きな人に

好かれ過ぎて忙しくって。







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