第143話

諦めていたバレンタイン…(宮侑)⑦
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2024/04/18 02:27 更新
※イジメの描写があります
次の日、いつも通り学校に行く
学校につき、教室に入るとあなたに可憐の取り巻きが近づいてきた
モブ女1
あっ、おはよう。あなたの名字さん、ちょっといいかな?
あなた
お、おはよう。何かな?
(な、なんだろう…嫌な予感…)
モブ女2
ちょっと教室の外で話そ?
あなた
えっ?ここじゃダメなの…?
モブ女3
いいから、来なさいよ
あなた
ちょっ、ちょっと…!?
可憐の取り巻きに引っ張られ、あなたは教室を出た
女子トイレに引きずり込まれた
その入れ替りで侑が学校に来たようだ
宮侑
宮侑
銀、おはよう
銀島結
銀島結
おう、侑。おはようさん
侑は荷物を置いて、席へ座った
宮侑
宮侑
なぁ、銀。
サムのこと、聞いたわ
銀島結
銀島結
あー、治がフッたって話しな
宮侑
宮侑
まぁ、アイツはそういう女やしな
銀島結
銀島結
あんまり大きい声では言えへんけどな
侑はしばらく銀と話していたが、隣の席のあなたがいないことに気づいていた
カバンはあるのにあなたはいない
廊下を歩いて行った可憐達の姿を横目で見ていた
宮侑
宮侑
………
(アイツら、トイレに向かっていったな)
侑は席を立った
宮侑
宮侑
銀、ちょっとトイレ行ってくるわ
銀島結
銀島結
おん、早よ行ってこいや
侑は教室を出てトイレへ向かった…
モブ女1
ねぇ、あなたの名字さん?
アンタ、侑くんに何したのよ?
あなた
へっ?!な、なんにも…してないけど…

(こ、こわい…)
モブ女2
アンタ、治くんに告白出来なかったからって、侑くんに乗り換えるとかサイテー
あなた
そ、そんな…つもりじゃ…
庄司可憐
アンタ、ブスのクセに生意気なのよ!!
ドンッ!!

可憐はあなたをトイレの個室へ押し込んだ
あなた
い、いたっ…

(昨日の見られてたんだ…でも、侑くんに乗り換えた訳じゃないのに…)
庄司可憐
みんなー、準備はいい?


じゃあ、お願ーい
モブ女3
まかせといて!
モブ女達
あなたの名字、生意気なのよ!!
可憐を傷つけて許さないから!!
可憐の取り巻き達は、あなたに向かってホースから水をかけた
あなた
キャッ…、や、やめて……

(く、くるしい……)
あなたはどうにか息をし、耐えた
しばらくして、女達はやめた
庄司可憐
あーあ、びしょびしょ~

ちゃんと片付けとけよ、ブス!
モブ女1
行こ行こー
モブ女2
授業始まるしね~
女達はトイレから出ていった
あなた
(このまま、教室には戻れないしどうしよう…
ジャージもカバンの中だし…)
あなたは個室の鍵を閉め、椅子に座った
とりあえずどうしようか考えていた
その時、トイレのドアをノックされた
コンコンッ…
あなた
(だ、だれ…?!掃除の人かな…濡れてるし…)
何も言わないでいるとまたドアをノックされた
コンコンッ…
宮侑
宮侑
なぁ、あなたちゃん、おるんやろ?

俺や、侑や。ここのドア開けてくれるか?
あなた
………
(えっ!?侑くん!?ここ女子便所なのに…!?)
宮侑
宮侑
まぁ、開けたないか
見たらわかるわ。何されたか


でもな、あなたちゃん。ドア開けてくれへんのやったら、無理やり蹴り飛ばすか上から入るけどエエか?
あなた
(えっ!?さ、流石にそれは…やめた方がいいよね…)
あなたは何も言わずにドアに開けた
ガチャ……
あなた
えっ、えっと…侑くん……ここ女子便所…だよ?
宮侑
宮侑
そんなんわかっとるわ


俺はあなたちゃんが心配やったんや
はぁ…、びしょ濡れやな。これはもう今日は早退した方がエエな

教室にカバンあったけど、ジャージ持ってるか?

無いなら、俺の貸すけどさ
あなた
う、うん…あるよ……
あなたはうつむいたまま、侑に話した
宮侑
宮侑
じゃあ、ちょっと待っててな?

俺、先生に話して送って行ったるさかいな?
あなた
あ、ありがとう……侑くん……
侑は教室に戻り、カバンを取りに行った
先生にだけ事情を話した
先生
なるほどな…そんなことがあったんか…

スマンけど、頼むな、宮
宮侑
宮侑
もちろんです。しっかり送っていきます
銀島結
銀島結
侑、なんやあったんか?
宮侑
宮侑
銀、事情はあとで連絡するわ
銀島結
銀島結
おん、わかった
気ぃつけてな
宮侑
宮侑
銀、ありがとう
侑は教室をまた出て、女子トイレに向かった

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