🐿side
………
遅い…………
あなたが戻らないなんて…ちょっと、遅すぎる……………
急に黙りこくってオンマの方を見詰めるアッパ。
直ぐにOK出ないの、?
頭の中でグルグル考えてたら、
っえ…?
2人が黙りっ放しだったから駄目だと思ってた…
でも、アッパちょっと焦ってる。何でだろ?後で聞いてみよ~♪
取り敢えずは、…
確かトイレはこの辺りのはず…
あ、!あった!
あなたにそろそろ戻ろうっ!って声をかけようとしたらとても小さい顔色の悪いあなたが。
ちょっと体調が悪そうだったから走って男子トイレの方に。
そして、思わずあなたに
と声をかけた。
するとあなたは俺と目が合った瞬間に下に俯いて体制をガクッと崩してしまった。大丈夫かな?と目を合わそうとしたら…
急にあなた過呼吸状態に
と俺が叫んだ瞬間あなたはゆっくり目を閉じてしまった。
そんな理由無い!
ちゃんと、呼吸確認したから!←
NEXT=☆✕4
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!