第6話

#006
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2026/01/14 10:00 更新
ーー病院ーー
医者
お母さん、産まれましたよ!
産まれた、、?
と混乱をしていたが、すぐに状況を理解した。
私はあの神の女の子と話し、転生をした。
アイを殺したやつを殺す為に。
産まれたということはここは病院か、、
ここからどうしたらいいか分からない。

でも、意識は"2つ"ある。
ひとつは前世の私。
そしてもうひとつは今世の私。

今世の私がはなせないと、前世の私がなにか言おうと思っても言えない。


オギャァァという赤ちゃんの鳴き声が病室に響く。
この声は私の今世の声だろう。
医者
はい、どうぞ、、
医師は私を私のお母さんに渡した。

私のお母さんは少し茶色がかった髪色をしていた。
パッと見て、中年だな、と思った。
お母さん
まぁぁ、可愛いこと、、
お母さんは泣いていた。
私の顔にはお母さんの涙が落ちてきた。

私はそれにビックリして、少し目をつぶってしまった。
そこから勇気を振り絞って目を開ける。

前世よりも見にくいが、
何となくわかった。
産まれたんだ。 っと

医師と私の母親らしき人の会話、

そして、病室という場所でわかるだろうと思うが

私は実感したのだ。

ここから、復讐は始まる。

絶対に許せない、、
とおもったがとりあえず今世を堪能することにした。
医者
お名前、どうしますか?
医師がお母さんに話し始めた。
お母さん
んー、そうねぇ、、
お母さんは考えたようだった。
お母さん
「みな」にしようかしら?
お母さんは今にも泣きそう。
まぁそりゃそうだろう。

子供が生まれたんだから。
医者
わかりました、!
ひらがなで大丈夫ですか?
お母さん
ええ、それで、
医師の目もキラキラしているように見えた。
有馬かな
お母さん!
ん、誰?と思ったら
赤髪ショートの女の子がきた。

お母さんと呼んでいるのだから、

私のお姉ちゃんだろう。
お母さん
かな、生まれたよ、、
お姉ちゃんの名前はかなと言うらしい。

なんて呼ぼうかな? と適当に考えていた。
有馬かな
お母さん!抱っこしてもいい?
お母さん
えぇ、いいわよ
お母さんは私をお姉ちゃんに渡す。
お姉ちゃんはそれを受け取り私を抱っこした。
有馬かな
かわいい、、
お姉ちゃんは微笑んだ。
なにか夢を見ているようだ。
お母さん
この子も、役者になるかしら、、?
役者?と私は耳をピクっとさせた
有馬かな
そうなんじゃないかな?
お姉ちゃんはお母さんの方を観ずに答えた。
役者だと、もしかしたらアクアくんとルビーちゃんに会えるかもしれない。

ルビーちゃんはママの夢を追うと思う。ドームに立てなかった、アイの夢を。
そしてみんなの夢を多分叶えるんだと思う。


アイを殺したやつの居所は多分芸能界、
私は芸能界に入らないと、復讐はできない。
私は小さな声で  あう 、 あう  という。
お母さん
まぁ、この子、芸能界に興味があるのかしら?
お母さんが微笑みながら言う。
有馬かな
じゃあ、ちゃんと演技教えてあげるわね!
お姉ちゃんが私の頬をツンツンとつついた。
私は少し嬉しかった。
──────









それから数日たち、家にいき、
いつの間にか数年が経っていた。





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