第9話

第七話 「不穏な空気」
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2026/02/21 07:09 更新
五条悟
ふわぁ……ねむ…

五条がソファの上で大きく背伸びをし、凝り固まって肩を回し、
ふとベッドの方を見た


その視線の先にはすでに「待機状態」のレイがいた
五条悟
朝早いね〜レイ。おはよ、よく眠れた?


五条は眠気の残る声でレイに問いかけた






五条の声がレイの耳に届いた瞬間、レイは昨日と変わらぬ透明な声で返す
レイ
レイ
おはようございます、五条様。
指定された休止時間の終了を確認しました。
全システム通常稼働ノーマルモードへ移行します




五条悟
案外ベッドの寝心地良かったでしょ〜


五条はレイに問いかけながら寝癖のついた髪をかき上げた
レイ
レイ
肯定します。寝具による身体への負担は最小限でした。
また、休止中も五条様の生体反応を監視した際…


レイは淡々と事務的な報告を続けた




レイ
レイ
異常は見られませんでした。
以上が報告です
五条悟
そっか!ならいいや


五条はソファから立ち上がりレイの頭にぽんと手を置く




レイはされるがまで一切抵抗をしない
五条悟
よし!それじゃ朝ごはん食べに行こ
一年生たちにも紹介しないといけないしね。
レイ
レイ
了解しました。これより随行します


レイは立ち上がった
五条悟
よし行くよ〜


五条は鼻歌を歌いながらドアを開け、廊下に出た

その隣にはもちろんレイが立つ


朝の爽やかな空気は廊下を進むにつれて重苦しく豹変した





ブーーッブーッ(着信音)
五条悟
…?


五条はスマホの画面を見た
五条悟
伊地知…か。
ごめん、レイ。少し電話するよ
レイ
レイ
はい。承知しました


五条はレイから少し離れ、電話をし始めた


5分後、五条がレイの元に帰ってきた
レイ
レイ
おかえりなさいませ、五条様
五条悟
うん、ただいま


五条悟
…ごめん、レイ。朝ごはんの前にちょっと退屈な『大人たちの話し合い』に
付き合ってもらうことになった。
…怖がる必要はないけど、あんまり気分は良くないかも


五条は申し訳なさそうにレイの目を見た


レイは表情を変えず、ただ透明な瞳で見つめ返した
レイ
レイ
謝罪は不要です、五条様。
私の身柄の定義、及び機能の検証は五条様が決定すべき正当なプロセスです
随行します
五条悟
ありがとう、レイ



五条は道を変え、暗い廊下の方へ歩き始めた

五条の足取りはさっきと違いすごく重かった




レイはただ静かに五条の隣を歩く
五条悟
…ここだよ、レイ
レイ
レイ
…『会議室』
レイはドアの上に書かれた字を読んだ
五条悟
そう、ちょっとめんどくさいかもだけど許してね
レイ
レイ
はい。五条様のご命令であれば


五条悟
じゃ…開けるよ
レイ
レイ
はい


















































































































































































































これから、レイの全てが明かされることなど


レイは知るよしもなかった
ぬし
ぬし
短いですが今回はここまでです!
次回は結構な山場です
ぬし
ぬし
少し長くなるかもしれませんがご了承ください
ぬし
ぬし
気に入っていただけたら♡、⭐︎よろしくお願いします!
ぬし
ぬし
では、おつラム〜

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