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ドアを開けると、ベルがチリンと高く鳴った
まるでどこかのカフェみたいだ。
ここが動物保護施設 兼 ペット用品専門店だなんて、ほとんどの人はパッと見じゃ分からないだろうな。
わ、びっくりした。
大丈夫かこいつ…あなたの一人称 例) 僕、私を見るなりすごい慌てようだが…
お互いに困っていると、奥の方から聞き覚えのある声がした。
わぉ、お顔真っ赤。
元気な子たちで何よりだなぁ
コンコンコン、
ドアをノックして声をかける。
すると、中からドタドタと音がして、バッと勢い良くドアが開いた
※国の化身は死なないので正しくは半殺しです()部屋に入ると、まるで自然の中にいるような、優しい香りがする。
やっぱり落ち着くなぁ、ここは。
いつもここへ怪我をした動物を連れてきては、キリルに診てもらっていた。
キリルから教えてもらった知識で簡単な治療が自分でもできるようになってからは、あまり来なくなったけど。
手を近づける。
が、
さっきみたいにすんなり乗ってくれない。
あ、話そらした笑
※果たして国の化身は生き物なのか…そう言って箱を手渡したが、
中を見た瞬間、キリルはすごく嫌そうに顔をしかめた。
と、いうことで。
羽の怪我が治るまでの約一週間、スミちゃんを預けることになった。といっても、
「普段はお前の部屋にいさせてもいいし、一緒に外へ出てもいい。ただ、分からないところが出てきたらその時はちょっと調べさせてくれ」
だそうだ。
そんなに調べなくちゃいけないことがあるのか?見た目と少し言葉を理解してること以外は、普通の鳥っぽいけどなぁ
まぁでも、買う予定だったものはキリルが貸してくれるし、虫じゃないご飯もちゃんと用意してくれるんだと!
ありがたい限りだ!さすが我が親友!
あなたの一人称 例) 僕、私があのクソ連から独立する前から一緒にいるだけはあるな!
※色々と割愛しまして今はもう夜です。
明日の昼までは様子を見させてくれ、だってさ。
まぁキリルが動物大好きで勉強熱心なのは昔からだし
フィンランドside
結論から言うと
キリルのじいさんはたぶん
最初からこの小鳥が俺だってことに気づいてたんだ
あなたの下の名前(カタカナ推奨)が自分の部屋に行った後の話。
…このあなたの下の名前(カタカナ推奨)の親友兼イカレ獣医のじいさん、
俺のこと木のケージに入れた後、
ずーーーーーーーーーーーーーーーっと
俺のこと見てくんの。
正直すっげぇ怖い
それが不安で気が気じゃない。
変な検査とかされてないだけいいんだけど、ほんと、…やめてほしい。
3ヶ月くらい前、人間の親友がいるから会ってみないかとあなたの下の名前(カタカナ推奨)に連れて来られたときは、犬用のバリカン持って追いかけ回された。
「貴方のような輩にあなたの下の名前(カタカナ推奨)はやれん!!!!!」
とか言って。
曲がりなりにも御国様である俺を輩呼ばわりして躊躇なくバリカン向けるとか、イカれてんだろこのじいさん。公の場でそれしたら処刑もんだぞ。
あのときはあなたの下の名前(カタカナ推奨)が止めてくれて助かった。
わけを聞くと、あなたの下の名前(カタカナ推奨)が急に男を連れてきたもんだから、恋人だと思ったらしい。
それで追い返そうとするなんて、人間のくせしてお前はあなたの下の名前(カタカナ推奨)の父親か()
一緒になってよく俺にイタズラしてくるくらいだし
あれ、
でも…
それはそれで
びっくりしたぁー!!!!急に話しかけんなよ!!
心臓口から出るとこだったわ!!(これも本日2回目)
こういうとき、どうしたらいい?……何か鳴けばいいのか?
いやでもそれだと…
そんな悲しそうな顔して…。
そう言って、キリルのじいさんは部屋を出てった。
そして部屋を出る間際に呟いていたことが、頭から離れないまま…
いつの間にか、俺は眠っていた。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!