私でも少しは怪我を負うと思うくらいの高さから落ちたのに、この人はその重力の圧を受け止められた…?
何者か聞きたい。
でも先に感謝しないと…
そう言うと彼は私の前髪を分けた。
なぜだろう。警戒しないといけないはずの人なのに…
この人なら、信用できる気がする。
〜あなたの下の名前の家〜
色々聞きたいけど…
私はネコおじとの記憶を思い出した。
だが同時にあいつのことも思い出し、激しい頭痛に襲われる。
目を覚ますと、私はベッドに横になっていて、隣にネコおじが心配そうな表情をして座っていた。
ネコおじとの記憶を思い出したことによって、私の口調は前の口調に戻っていた。
私はネコおじの圧に負け、今日の夜は外出しないことを約束した。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。