ぎゅっと手を握られ、海を見上げる。
ちゃんと、考えてくれてたんだ、旦那様が、そんな身勝手に動くはずない、
でも私の気持ちも尊重してくれて、あそこにいた時には考えられないことだ。
こんな旦那様。いや、ゆあん様が大好きなんだ私。
ちゅっと、口元にキスを落とされれば、顔がぶわっと赤くなってしまった。
頭を3回ほどぽんぽんと優しく撫でられれば、もう、旦那様の虜になってしまった。
罪な人ですよ。ほんと
目を開くと、美しく飾られ、自分じゃないみたいな自分が立ってした。
どんなことをするかも全然分からないけど、旦那様と一緒なら怖くない。
部屋について座って待っていたら、髪を上げて、スラッと、立っている旦那様がいた。
色々あったなぁ、
買い取られて、紗奈に奪われ、死のうかと思うぐらい、人生諦めてたのに、それを旦那様が壊してくれた。
ずっと、ずっと、幸せで居られますように
自動車で、新居に移動する、これから旦那様と2人きりの生活がはじまる。
どんな事が起きるか、怖くて、嬉しくて
あたたかそうな木製で、中には家具が残っていた。
渡してもらったけど、これ重すぎる…っ、、
旦那様あんな軽々2つ持ってたのに!!
寝室は2人きりで、そこまで広い訳でもない。
旦那様の勉強机が、置いてあった。
さみしくなるな…、
---------------------------------------------->>>











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!