第64話

♟️ _ 62
1,073
2024/01/19 22:52





午後にもう一度
各分隊長 , 兵長 , 団長 そして首領で集まった










エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  知りたければ見に行けばいい 
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  それが調査兵団だろ   
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  では各班を頼んだぞ   
あなた


以前 いつかの夢で未来が少し見えた

お兄さんの気まぐれとやらも面倒だ










兵士
  くれぐれも秘密裏にな   
兵士
  そうだなぁ  
兵士
    たまにはガキ共に大人の甲斐を      
見せつけてやらねぇと
兵士
   でも今日くらいは
肉を食ってもいいですよね
あなた
  おっ 肉食べちゃう ? 笑    
兵士
   豪華にいきましょ ! 笑    







この人たちは誰も未来が分からない

それが当たり前でそれが1番幸せなんだ





未来なんてクソ喰らえ ,

私は今が幸せでも
これからを1部でも知ってしまっているから






笑顔がひきつる












ハンジらに続いて部屋を出る

後ろからリヴァイがバタンとドアを閉め
開かないように寄りかかった









ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
あなた
ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
  どうしたんだろうね     
兵士
  ハンジ行くよ 〜    
ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
   はいはい  
ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
   ほらあなたのカタカナも行くよ    
あなた
  少しだけここに残る   
ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
  … 分かった
先に戻ってるよ ?
あなた
  うん  , 笑    




私は扉越しに二人の会話を聞いた












エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
    なんだリヴァイ       
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   気の早い話だが
ウォールマリアを奪還したあとはどうする
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
    何より防衛策の確立が先だと思うが    
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  その後は -       
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  脅威の排除だ      
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  壁の外には我々を巨人に食わせたいと
思っているやつが居るらしいからな
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   それがなんなのか
地下室に答えがあると踏んでいる

エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  だがさっき言った通りだ    
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
    地下室に行ったあとに考えよう    
あなた
   ( エルヴィンは地下室に
固執しすぎなんだよ 、 )


また地下室の話 …

全てがそこになかった場合どうなる 、



仮に奪還が成功だったとして
子供エレンへその場を流すために作った嘘かもしれない




キースから聞いた話の上で ,
イェーガー先生の言ったことは嘘ではないと思う


けど 、もしもそうだったとしたら
エレンのために死んで行った兵士は報われない

何のために死んだと言うんだ










リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
    お前がそこまで生きてるか
分からねぇから聞いてんだぜ
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  その体はもう以前のようには動かせない   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   現場の指揮は
ハンジやあなたのカタカナに託す
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   お荷物抱えんのはまっぴらだ   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   お前は果報をまて
連中には俺がごねたと説明する
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  いや実際そうするつもりだ    
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
    それでいいな    
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   ダメだ
餌で構わない囮に使え
あなた



そこまでしてエルヴィンは地下室に行きたいのか 、


別に地下室に行く事は構わない
けど死んでもらっては困るんだ …







リヴァイの言いたい事はわかる

きっと彼なりの優しさなのだろう








リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   了解だ お前を信じよう     




ガチャっと取っ手に手が掛かるのが感じた


リヴァイ出てくるかな …









あなた
  よっ … と 、   



寄りかかっていた背中を離した


リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   … !  
あなた
  … ちゃんとお話は出来た ?   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   聞き耳立ててたのか   
あなた
   二人の事だよ
何も無いわけでは無いでしょ
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  … そうだな   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   話したつもりだ 
けどアイツは自分を分かってねぇ
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  … あなたのカタカナ   
あなた
  なに ?   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  いつもすまない   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  あなたのカタカナが俺らの事を
信じてないのかは知らねぇ
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   けどこれだけは確実 ,
お前は背負いすぎだ
あなた
あなた
  私が貴方達を信じてないと    
思ってたの 、? 笑




確かに他の兵士は信じてない部分もある

それは死んでいくのが怖いから




リヴァイやハンジ , エルヴィンは私の大切な人


他の兵士もそうだけど
でもそれ以上に大好きで死んで欲しくない人達







他の兵士が死んだ時悲しいと思った

辛かった



これであんなにも辛かったのなら
彼らが死んだ時 , 絶対に立ち直れない





だから我慢した












フラン・クランツ
フラン・クランツ
   私達が死んだら
泣いてくれても良いんですよ ?










レーツェル・リヒト
レーツェル・リヒト
   そうですよあなたのカタカナ首領     
かっったい顔してぇ











ネーベル・ツァイト
ネーベル・ツァイト
    辛いと思ってくれるなら
私は嬉しいですけどね 笑






















アーシャ・ナハト
アーシャ・ナハト
      死んだら  ___    













あなた
   " 死んだら泣いてくれますか "   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
あなた
   私の班の兵士が言ったんだよ    
あなた
   けど泣けなかった
泣く訳にはいかなかった
あなた
  … 人はどうしてか
信じたいものだけを信じるんだよ
あなた
   自覚がなくたって
きっと誰もがそうだ
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   あなたのカタカナの信じたいモノは     
自覚としてあるのか
あなた
  私もよく分かってないけどね ~ 笑    
あなた
  … でも そうだなぁ ,    
あなた
   宝物   




私の宝はリヴァイ , ハンジ , エルヴィン



その3人だけ













あなた
  安心してリヴァイ   
あなた
  私は貴方をちゃんと信じてる    
























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