ジェント「紳士は動じたりしないのさ。そう!私はジェントルクリミナル!」
『どこが紳士なのよ。今のあなたは学生の青春を踏み躙ろうとするただのヴィランでしょう。雄英で何をするつもりですか、』
ジェント「何をするつもり、か?いやほんと、ヴィラン連合のような輩と一生単に考えないで頂きたい。」
「さらったり刺したりしようなどとは考えてはいないのだ。ただ私は君たちの文化祭に侵入するという企画をやりたいだけ。見逃したまえ少女」
ラブラバ「(命乞いしてるぅー!)」
『今回、警戒態勢で望んでる。あんたが見つかった時点で警報が鳴らされて文化祭は中止、貴方の逃げ場も無くなります。諦めるのが得策では、?』
ジェントル「ほほう。それなら心配ない。我が相棒が警報のセンサーを無効化する散弾だ。中止にもならない、私たちも企画成功。ウィン・ウィンの関係じゃあないか。」
『その時はいいかもしれないけれど、雄英はヴィランの侵入を許したとして、後にもっと大問題になるに決まってます。』
ジェントル「たしかに」
ラブラバ「(論破されてるぅー!!)」
ジェントル「そう、それがまさに私の企画。面倒なことになる前にそろそろ向かいたいのだが。」
『ヒーローと警察がそろそろ来るはずです。それまで私がここで足止めします。』
来るわけが無い。
誰も気が付いていない。
連絡だってできていない…。
ジェントル「平行線だ。紅茶の余韻が残る間に眠って貰おう、雄英生!」
鉄骨に個性を発動して、ピョンピョンと跳ね回るジェントルクリミナル。
これじゃあ、攻撃のしようがない…。
一瞬を狙って…、スラッシュ バレット!
手を銃の形にして、軽くて首を返す。
普段に比べ、より正確により精密に狙った箇所に空気や水を撃ち込める。
ただ、威力も上がるため、力加減は必須だが。
ジェントル「ふっ」
避けた!?
『ぃ"ッ、!』
空気の膜を上手く使い、私の攻撃を、私へ返してくる。
相手にした攻撃が全て自分に返ってくるということだろうか。
にしても痛い…。
もう少し、手加減しないと強すぎるか…。
ジェントル「全て空気の膜でお返ししてあげよう!」
ラブラバ「ジェントル!悲しいけど、もうここは引いた方が!」
ジェントル「いいや、ラブラバ。まだだ。」
『(今なら___ )』
ジェントル「おっと、君は私の話を聞かねばならないよ。私の個性は私の意思で解除できない。徐々に元の性質へと戻っていくのだ。」
「尋常ではない弾みを残しながら硬さを取り戻していく鉄骨。そして今私がたっているここのボルトを全て外した。このままでは鉄骨が崩れてしまうぞ。実に危険だ。」
『だから何に___ 』
下に、おじいさんがいるっ、!?
なんでそんなところにいるの!?
ジェントル「君は雄英生、崩れる鉄骨を無視できない」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!