意味のない日々はいつまでだろう。
一昨日も昨日も今日も明日も明後日も
結局は同じ。
家では教育という名の虐待、
学校ではさじ加減を知らない虐め、
外では理不尽な冷たい視線を浴びる。
まともに休めるとこなんてない。
というか、休む暇もない。
誰もこんな私に救いの手なんてくれるはずもない。
こんな糞みたいな日々を過ごすぐらいなら…
赤信号の横断歩道を無数に走り抜ける車。
それをじっと見つめる私。
ドゴンッ!!!
気づいた頃には私は歩道に出て横たわっていた。
ぶつかった衝撃や痛みは一つも感じなかった。
なんならふわふわと軽くなった感覚。
これで…、
楽に…
なれたかなぁ…
ペチペチ
私は誰かに頬を軽く叩かれた。
自分で頬を強くつねった。
すごい痛みを感じた。
こんなこと言われたのは初めてで、
今の今まで我慢していた涙が
蛇口が捻られたかのように沢山流れた。
ポンポンッ
私は神様に頭を軽く撫でられた。
その手はどこの誰の手よりも暖かった。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。