第14話

13話
9
2024/06/19 08:00
アイ
門の創造とは別の次元、別の世界へ行かせてくれる呪文のことです。
アイ
私たちがもう一度門の創造を行えば元の世界に戻れるはずです。
そのためにもまずはマザーを倒さなくては。
ロボロ
でもアイは電磁波の影響で操縦室に入れないんじゃ?
鬱先生
確かに、宇宙船のこと教えてくれるのはアイしかいないから一緒にいてくれた方が好都合だよな。
シャオロン
特殊技能でどうにかできないん?
主(GM)
主(GM)
いいよ。でも電磁波はかなり強力だから特殊技能−20以下で成功ね。
4人(探索者)
ダイスロール!
ロボロ
73失敗
ゾム
63失敗
シャオロン
17成功
鬱先生
56成功
主(GM)
主(GM)
小塚のUSBに入っているプログラムを少し改造し、30分ほどで電磁波に強くなるパッチを作成しました。
シャオロン
これでいいかな?
アイ
このモニターにパッチを当ててください。
アイ
…認証が完了しました。これで操縦室に入れます!
ゾム
じゃあ、開けるよ?
主(GM)
主(GM)
探索者たちが操縦室に入ると扉がすごい速さで自動的にしまります。
主(GM)
主(GM)
まず、あなたたちは異常な臭いに気づきます。
腐敗臭、そしてすえた血の臭いがあたりを充満していました。
操縦室は薄暗かったが、コックピッドの大きな窓から宇宙の星々の光が中を照らしています。
山のように何かが積み上げられています。それが肉塊であることはすぐに気づけるでしょう。
肉塊からは干からびたような人間の頭や手足がバラバラにされたものが積み上げられていました。
鬱先生
これは……!?
ゾム
に、においやべぇ…
主(GM)
主(GM)
SANチェック、今回は1/1D8ね。
4人(探索者)
ダイスロール
ゾム
1
ロボロ
4
シャオロン
8
鬱先生
5
主(GM)
主(GM)
ゾムが16、ロボロが15、シャオロンが7、鬱先生が10ね。
主(GM)
主(GM)
肉塊の隣には1人の女性と椅子に座った男性がいます。
女性は身体中血だらけでしたが、妖艶に笑って座っている男性を愛しそうに見つめています。
そして探索者の方を向くと最初に聞いた優しい声で
マザー
やっときましたね、待っていましたよ。
主(GM)
主(GM)
と笑います。

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