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第59話

甘神あめ様リクエスト ザンカ 【変わるタイプの男】
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2026/01/17 09:00 更新






あなた
………うん……
……え、つまり……
リヨウ
つまりな!
今日の仕事の最中に
ポッと出てきたギバーの能力のせいで
好きなやつにベッタリになるらしい!
あなた
……どんな能力?????






私は仕事帰りで

たまたま

ザンカ、ルド、エンジン、リヨウと遭遇したのだが

会った途端

ザンカが私に抱きついてきて離れない

なんなら----







エンジン
おーいザンカー
一旦離れとけー
能力解けたらお前色々詰むぞー
ザンカ
嫌じゃ
あなたの下の名前は離せん
ずっと一緒じゃ
ルド
……すげぇ変わりよう…




私を抱きしてめるザンカは

私の肩に顔を埋めて駄々をこねる





あなた
……色々詰むというか…
もう……すでに色々バラされてるよね……





この能力のせいで

ザンカは私の事好きってわかっちゃったし

エンジンがニヤニヤしながらわざと

ザンカに余計な事言うから

ザンカ駄々こねて尚更離れなくなったし……



これ、能力解けても記憶のこってたら

ザンカ……どうなっちゃうの?






リヨウ
ははは!
ザンカは、
本当はあなたの下の名前に甘えたかったんだな!
あなた
リヨウ??
言わないであげて??
…まぁ面白そうだからいいか
エンジン
ったりまえだろ
あなたの下の名前の事いっつも目で追ってるし
話す事ほとんどあなたの下の名前の事ばっかだぞコイツ
あなた
え、それは初知り
ルド
……またバラされてる…
ザンカ
フンッ
俺があなたの下の名前の事好きなんは変わらんけ
どう言われようがどうでもええ
あなた
……それ能力解けた後でも言える??
ザンカ
当たり前じゃろ
俺が好きなんはあなたの下の名前だけじゃし
あなた
ぐっ……
心臓に悪い……





顔が近いこの距離でそんなストレートに言われては

私の心臓が爆発しそう







リヨウ
ほんとかー?
じゃ、能力解けたら問い詰めてみような!
あなた
リヨウめっちゃ楽しんでんじゃん……
ルド
……でも肝心なこの能力いつ解けるんだ?
エンジン
んー
ギバーご本人曰く
そこまで長くないらしいけど----




エンジンが話している途中で

私に抱きついていたザンカが

急に私の両肩を掴んで密着した状態から離れた







あなた
ザンカ?
ザンカ
な、なっなっなななな
なして……俺……
リヨウ
あれ?
解けた感じ?
エンジン
おー?おー?
大好きなあなたの下の名前ちゃんから
離れていいのか〜?
ルド
エンジンめっちゃ楽しんでる……
あなた
ニヤッ
ザンカぁ〜
私の事すきぃ〜?





わざとあざとく言ってみると







ザンカ
なっ////////





真っ赤な顔をして距離を取ろうとするから

ザンカの腕を掴み





あなた
えー?離れちゃうの?
寂しいなぁ〜
ザンカ
っ!!!/////
リヨウ
さっきは能力解けても
好きって言えるって言ってたのにー?
ザンカ
っ!!!!
何しとんのじゃ俺っ!!!!!
エンジン
この際告っちまえよー
ルド
こくれーこくれー
ザンカ
っ!!!!
バレちょるんなら…しゃぁない!!!
お、俺!!
あなたの下の名前が好きじゃ!!
あなた
うん!知ってるー!







こうして

アクタのメンバーの前でお付き合いが始まった






















あの日から…

お付き合いしたての時は

ザンカは何をするにも照れてて可愛かったの

すぐ真っ赤になっちゃってさ












でもね

















慣れって怖いよね




















あなた
……ふぁあ〜…



今日は私は仕事があるから

隣で寝てるザンカを起こさないように

そっと……そっと……

布団から抜け出して身支度をする



音を立てないように着替えたら

そっと部屋を出ようとする













カンッ





あなた
なっ!!!!





ドアの目の前にザンカの愛棒が

後ろから飛んできてドアを塞ぐように立ちはだかった

しかも人器化された状態で



あら、アナタ一人でも立てるのねー

なんて思ってると






ザンカ
どこいくん
あなた
いや、仕事だって昨日から言ってるじゃん
ザンカ
…いつもの忘れちょるじゃろ
あなた
……はい…







"いつもの"をこなす為に

寝起きのザンカの元へ戻る


そして








あなた
行ってきます
ザンカ
ん、





ギュッと強く抱き締めて

ザンカのほっぺに軽くキスをする








ザンカ
なんで口じゃないん
あなた
っ!!!!





恥ずかしいからほっぺにしたのに!!!

不服そうに見つめてくるザンカは

私とのスキンシップに慣れすぎて…というか

もっともっとって感じで

超欲しがりさんになってしまって

照れもしなくなってしまった!!!

変わりに私が照れるという始末!!



心臓に悪い!!!!





あなた
ぐぬぬぬぬ〜〜!!






チュッ







ザンカ
ん、行ってらっしゃい
気をつけぇな







口にしてもらったのが余程嬉しかったのか

ヘラっと笑うザンカ



ギャップ!!!!!!!!!!



アンタのギャップに何度殺されかけてるんだ私!!!













"いつもの"ミッションをこなして

頭を優しく撫でられて

朝から真っ赤な顔の私はようやく仕事に向かう













ガシッ







あなた
え????





何故かザンカに腕を掴まれた






あなた
つ、次はなんでしょうか…
ザンカ
……やっぱまだ行かんといて
離れたくないけぇ






ギュッと私の心臓が潰される音がした



一瞬あの世に行った私は

急いで自分の体に意識を戻し





あなた
し、仕事だからぁ!!!
ザンカ
…他のやつに回せばええじゃろ
あなた
ダメでしょ!!
それこの間やったよね!?
私の了承無く強制で!!
ザンカ
……




言い返せなくなったザンカは

少し頬を膨らませて何か考え始めた








ザンカ
あ、そうじゃ
こうすればええんか
あなた
ん?


















































セミュ
なるほど
効率よく仕事を終わらせるために
これからは二人で仕事をする…と
あなた
はぁぁ〜〜〜……
ザンカ
ウンウンウン
セミュ
……それザンカが
あなたの下の名前と一緒にいたいda----
ザンカ
さ、仕事じゃけぇな!!
張りきって行かんとなぁ!!




セミュの話しを妨害したザンカは

私の腕を引きながら本部を後にした



















セミュ
とんだ変わりようね

















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