目を開けると、少し開いたカーテンから朝日が漏れていた。ゆっくりと起き上がると、2つの重い腕がウチの身体に乗っていた。
熱はすっかりと下がり、身体も軽く喉の痛みもひいていた。
なんとか、2人の腕から抜け出してベットから降り、顔を洗いに洗面所へ向かう
ふと、洗面台に向かう足を止めて充電されていた自分のスマホで眠っている2人の寝顔の写真を撮る。カシャカシャっとシャッター音が鳴り、2人は眉をひそめた。
棪堂はウチの額に手を当てて、熱を測った。ウチの額より、寝起きの棪堂の方が熱い…
2人の話で起きたのか、ベットで寝ていた焚石がウチの背中に頭を預けてきた。
焚石は満足したのか、ウチの頭をひとなでして寝室から出て行った。恐らく顔を洗いに行ったんだろう。
焚石は頷いて、棪堂の前に座った。相変わらず2人は仲良しだ、なんだかんだあの喧嘩があってからか、焚石は
意思表示をするようになったし、話すことも増えた。
特に質問が多い。そして、名前も呼んでくれるようになった。表情は相変わらず無表情だけどね。
焚石は何を言ってるんだ、と言わんばかりに首をかしげる。何それ可愛い
そう言い残して、寝室を出ていった。お団子焚石可愛すぎる。
棚からヘアアイロンとワックスを取り出し、ふふんっと鼻を鳴らしながら棪堂に近付く
ヤダヤダと言いながらも、ヘアアイロンの電源を付けると、諦めたのか静かになった。
ヘアアイロンが温まり、サッサっと棪堂の癖毛にアイロンを通し、ワックスをつけヘアセットを終える
棪堂は満足気に笑い、ウチの頭を撫でて寝室を出ていった。
お久しぶりです!!遅くなってすみません!!!
𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕
𝐍𝐞𝐱𝐭······▸「❣️」













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!