その日の夜、真正面そして背後から回された力強い腕達に、私の体は自由を失う。
そして心地良さげな寝息が時々私の首をかすめる度に、声が漏れそうになるのを我慢した
正面の男に目をやる
目元まで伸びた焦げ茶色の前髪に、長い睫毛、鼻は高い。簡潔に言うとイケメンって奴
この寝落ち野郎共...
まぁ自分も人のことは言えないのだが
無理矢理2人から抜け出そうと身体をよじってみたが、男2人の力に全く適わず断念。
...誰か助けてくれ
同じ幹部のメンバーだぞ?身体の関係なんて持った日には追放レベルなのでは??
無意識に早くなる鼓動を抑えたくて、常識的な思考へ逃げた
ゾムの殺意と共に下半身辺りに違和感を感じた
瞬間私の身体に張り付いていた重りがやっとなくなり、窮屈さも消えた
距離感が異常に近い2人組をなんとか引き剥がすことに成功した。
やっと静かになった自室。
さっきまで3人で飲酒しながらゲームしてたんだっけ...?
机に置かれた空き缶達を眺め、起想した。
そんな独り言が部屋内にこだました
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ちょっと執着心ありげなゾムさんシャオちゃんが登場しますね〜
是非読んで下さい!!オススメです!!!
夢ちゃんがランクを偽って入学する話ですね!生徒会からの興味をかっさらっていく夢ちゃん良いですね!
こちらも是非読んでください!
自分の小説の話ですが、まじ息抜きで書いてるような感じですwなのでイマイチだなー思ってもコメントには書かないでくださいねw
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!