葦原は生徒会長の黒宮に質問をした。
あ、、、ハンカチくれた人。
名前出てこないけどハンカチくれた人は、何処からとも無くきょとんと現れた。
、、、、
、、、言えない。
まずこのネタはメタ発言だなんて言えない。
話作ってた作者が名前忘れたからなんて言えない。
話を戻した生徒会長は1拍間を置いて話し始めた。
正式な謝罪、、?
正式な謝罪とは?
そもそも正式とは?
正式と言う意味が曖昧でも、とりあえずこの状況を見て正式と言える人がいるのであれば、是非ともその頭の製作過程の記録を学会に報告して、脳科学の進歩のサンプルになっていただきたい程に、それは正式とは言えない状況だった。
正式な謝罪をするのであれば、まずは最低限にその主犯である3年生の姫野茉央がいる事が礼儀である。
だがその本人がいない。
それだけで謝罪の意が見えない。
この有様に生徒会長も苦笑いしか出来ない様だ。
このシンプルな言葉を誠心誠意の言葉と捉えるべきか、はたまたこれも疑うべきか、。
とりあえず、早瀬が今行なっている土下寝を見る限り、コイツも礼儀がなっていないと言う事は分かる。
まぁ、多分コイツバカだから本気で謝ったんだろうなぁ、。
早瀬の渾身の土下寝を颯爽と無視し、葦原は質問した。
謝罪を終えた生徒会長と早瀬は、用が終わると邪魔にならない配慮の為か直ぐに退散した。
今期の生徒会長、黒宮凛音。
文武両道で、テストでは常にTOP5を維持する。
運動能力調査での50m走では陸上部にも入っていないのに6.6秒を記録、ボール投げでは書いた白線よりも遠くへ飛ばしてしまい正確な記録が無い(45ちょい上)、シャトルランでは「149走った所で先生に止められる。」などなど沢山の記録を残している。
さらに外見も中身もイケメン!!!!!
紳士ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな会長のあだ名は数知れず。
そんな彼の顔を一眼見ようと学年の壁と言う名の国境を飛び越えて3年生の領土にまで侵入する1.2年を見て、「鈍感」「男の敵」「反射たらし」「ヒスパニック製造機」と言うあだ名が陰で呼ばれたりしていた。
が、会長はあまりにも心が綺麗すぎる為、行なっている人間が逆に精神擦り減らし続ける結果となり、今では呼ばれなくなって、普通に「生徒会長」「黒宮先輩」「凛音」と呼ばれている。
そんな人ばっかりだと3年生になった時のプレッシャーが重たいし、そもそもそんな簡単にならないし。
そんなありもしない空想を一緒に語りながら、図書室での時間を過ごした。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。