Jaehyun side
結局あなたの部屋のインターホンを押しても
出なかったしなかなか既読もつかなかったので
俺は渋々と家へ帰り夜ご飯を食べてテレビを見て
ゆっくりしていると突然ピコンっと通知が鳴った 。
見てみると 、あなたからのメールで
明日のお昼にファミレスでご飯を食べようとの誘いが
あった 。誘ってくれるのは嬉しい 、だけど
話したいことがある 、そう言われた瞬間
何か嫌な予感がしてしまった
あなたから話したいことって言ったらもう
告白の返事しか思いつかない 。
あぁ怖いな 、、私も好きって言ってくれればいいけど
人生そう簡単に上手くいかないし
俺は深く深呼吸をしてその日は中々眠れなかった。
翌日のお昼 、よく食べに行くファミレスで
待ち合わせして 。メニューを開く 。
いつ話をされるのかな .. そんなことしか
俺は考えることができなくて手が震えていた 。
お互い食べたいものを頼んで料理が来るまでの間
ドリンクバーで入れた飲み物をお互い飲んで
時間を潰す。でもそれだけじゃ時間は
なかなか潰れないからただ無言の時間が続くと
なんて直球なのだろう、でもそれがあなたらしい
あぁ怖いな .. 手が震える 飲み物を持つことさえ
怖くて俺は両手をグッと握りしめて
あなたの話を聞く 。目の前にいる彼女の目付きは
なにやら泣きそうな目をしている
分かりやすいよ 、もう答え出ちゃってるじゃん
なんてことを本人に言える訳もなく
” いいよ ” と 口角を無理矢理あげて答えた
分かっていた 。最初から 。
そう言われるって 、でもいざ面と向かって
言われると悲しいなぁ 笑
今すぐにでも泣きたい、泣きたいけど泣いちゃダメ
まだご飯も食べてないしあなたが目の前に
いるんだから泣きたくない 。あぁなんて返事を
すればいいんだろう 、 ” そっか ” かな ..それとも
” 全然 、謝らないで ! ” と 言うべきなのかな
言いたくても口が震える 。ガクガクと震えて
どうしよう言えない 。するとあなたから
話しかけてきて
苦笑いしながら目線を逸らすあなた
ワガママじゃないよ 、振られたのは悲しいけど
俺だって友達でいたい 。恋人として
手を繋いだりキスをしたりそんなことは
出来ないけど ... 今まで通り .... 友達として
普通に遊んで .. 普通にじゃれ合いたい。
俺は泣きそうな自分を抑えて 、思っていることを
今伝えようとした
きっと怖かったと思う 、断ることが 。
でも勇気を振り絞ってくれて言ってくれたんだから
俺の恋は終わり 、あーー次の恋探せないよ
もうこれ以上愛せる人いないもん
どうしよう俺って独り身確定??!なんてことを
考えていると あなたの目から涙が溢れて
グスッとした音も聞こえ
俺自身泣きたかったけどあなたの泣き顔で
涙引っ込んじゃったよ 。それにこの人が
俺の元恋人であり友達で良かったと思った 。
泣き顔が愛おしいあなた 。この泣き顔とか諸々
全部俺に見せてくれればいいのにその願いも
今日で全部叶わなくなった 。でもいいんだ
これからは友達超えて相棒になっちゃうかもしれない
からね ~~ と ポジティブなことを考えて
俺は泣いているあなたの頭を 、まるで最後かのように
優しく愛おしい人を撫でるかのように撫でた
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。