第2話

オープニング
155
2024/11/14 14:30 更新
奏の部屋
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
違う、これじゃない。この音じゃない…
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
府割りはこれでいいはず。じゃあ、裏コードの書き換えが…
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
……DM?雪から?
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『新曲の歌詞送ったよ。時間が間時に、見てもらってもいいかな。』
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
『ありがとう。後であなたのナイトコードでの呼ばれ方にも送るね』
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『ありがとう。そんな事よりも、K、ずっと寝てないみたいだけど大丈夫?』
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
『うん。でも、雪も珍しく遅いね』
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『ふふ、今日はね。みんな頑張ってるから、私も、頑張ろって思って』
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『顔も本名も知らないけど、みんな、一緒に作品を作ってる仲間だから。私も頑張りたいなって』
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
『……そっか』
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『だけどKはいつも遅くまで作業してるんだし、無理しちゃだめだよ?』
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
『……うん』
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
………でも
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
私は曲作りを続けなきゃいけない
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
誰かを幸せにできる曲を作れないなら、私は……



宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
え?
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
モニターが急に光って……?
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
何、このファイル………『UntitIed(アンタイトル)』?
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
こんな曲作ったことないのに……



宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
えっ?な、何………!?
???
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
ここは……?
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
わたし、部屋にいたはずなのに……
ミク
ミク
ここはセカイだよ、奏
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
なっ……だ、誰?
ミク
ミク
わたしは、ミク
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
ミク?ミクってバーチャル・シンガーの?
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
でも……ミクとこんな風に話せるわけ……。これは、夢……?
ミク
ミク
奏、わたしはあなたを待ってたの。このセカイでずっと
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
……セカイ?
ミク
ミク
そう。ここは、あの子達の想いでできた、誰もいないセカイ
ミク
ミク
わたしは、あの子達が本当の想いを見つけるのを手伝うためにここにいる
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
あの子達……?想い?
ミク
ミク
そう。あの子達が本当の想いを見つけた時、その想いから歌が生まれるから
ミク
ミク
でも、このままだとあの子達は、見つけることができない。この、からっぽのセカイじゃ……
ミク
ミク
だから奏、どうかあの子達を助けて
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
わたしが、助ける……?どういうこと?
ミク
ミク
今はわからなくていい。でも、奏とあの子達は、きっとこのセカイで会える
ミク
ミク
だから助けてあげて。奏のすぐそばにいる……『あの子達』を
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
……ちょっと待って。何を言ってるのか本当に……
ミク
ミク
もう、時間がない。奏。どうかあの子達を……
ミク
ミク
ー救ってあげて


宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
……っ!!




奏の部屋
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
………あれ?
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
わたし、いつの間に寝ちゃってたんだろう。なんだか不思議な夢を見てた気がするけど……
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
ダメだ。全然思い出せない。でも、たしか曲を作ってて、そしたら雪が…
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
そうだ。わたし、雪とDMしてたんだ
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『K、寝落ちしちゃったかな?』
朝比奈まふゆ【雪】
朝比奈まふゆ【雪】
『ゆっくり休んでね。また明日』
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
だいぶ前に送られてきてる。そんなに寝ちゃってたんだ
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
睡眠不足……かな。少し…仮眠を………
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
……ダメ
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
わたしは曲を作り続けないといけない
宵崎奏【K】
宵崎奏【K】
誰かをー救える曲を

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