第39話

第6話 国境を越えて
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2026/03/29 06:00 更新
出立ちは、空が白み始める少し前だった
城の裏手、使われていたい通路に5人が集まる。
装備は最低限。剣も銃もすぐには分からないよう隠している。
オスマン
ほんまに軽装やな
オスマンがあなたの下の名前の方を見て言った
オスマン
もうちょい持ってもよかったんちゃう?
あなた
偵察だし
あなた
目立つ方が良くない
ひとらんらん
理屈は分かるけどなあ
しんぺい神
守る側の気持ちも考えてほしいわ
兄さん
何かあったらすぐ言え
あなたの下の名前は一瞬彼らの方を見た
あなた
……分かった
4人は少しだけ安心したように息を吐いた
城を出る
街はまだ眠っている。灯りの落ちた道を抜け、森へ入る
足音は自然と揃っていた
森の奥へ進むにつれて、空気が変わる
しんぺい神
静かすぎへん?
オスマン
ここから先は敵国や
森の向こう。見えない圧
石造りの門が見えてくる
オスマン
俺らは商人っていう設定や
オスマン
俺が話す。兄さん補足。らんらんが帳簿。ペ神はあなたの下の名前を守れ
あなた
わたしは?
ひとらんらん
見張り役?
あなた
地味すぎ
オスマン
地味でええねん
即答する
あなた
ひど
門前
門番
止まれ
オスマンが1歩前へ出る
オスマン
商人や。布と薬草
兄さん
西から来た
門番
人数が多いな
オスマン
護衛込みや。最近物騒やろ
門番の視線があなたの下の名前に行く
門番
そいつは?
門番
その異様な仮面はなんだ
オスマン
……
兄さん
護衛だ
兄さん
病気で日に当たったらいけないんだ
そう言いながら兄さんはあなたの下の名前の服の後ろに着いていたフードを被せる
ひとらんらん
帳簿の確認を頼みます
門番が帳簿を確認する
門番
……問題ない入れ
門が軋んで開く
そろそろ日が昇りきる
街が目覚めたように人の声や鳥の鳴き声が聞こえ始める
あなた
めっちゃ見られてるね
オスマン
しゃーないわこんな朝っぱらから客人とか
オスマン
てか、ありがとうな兄さん
兄さん
あなたの下の名前の姿は流石に突っ込まれると思って理由を考えてた
兄さん
ごめん適当な理由言って
あなたの下の名前の方を見て謝る
あなた
謝る必要ないって笑
助けてくれてありがとね
ひとらんらん
あんまり騒がないようにね
ひとらんらん
こっからは慎重に
あなた
てかそれやめない
しんぺい神
なにが?
あなた
私を囲んで歩くの
しんぺい神
なんで
あなた
一応私、護衛扱いなんだよね?
あなた
普通立ち位置逆じゃない?
兄さん
気にするな
ひとらんらん
怪しまれたらたまたまって言えばいけるでしょ
オスマン
もうすでに怪しまれてるけどな
先程より人が増え視線が私たちにたくさん集まる
どちらかというと"監視"されている
5人の空気がわずかに変わった
しんぺい神
想定外やなー
兄さん
思ったより警戒心が強い
ひとらんらん
情報が掴めたらすぐ帰国する
全員
了解
緊張と警戒が交差する中、任務が始まる

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