私はそう声を上げて…ジュンから荷物を奪い取り
その場を去った。
日和たちが呼び止めてたけど知らないっ…
[ 数分後 ]
帰り道…夢ノ咲学院の近くを通ってみれば…
大っっっっっっ嫌いな天祥院がいた。
そう圧を掛ければ天祥院は『酷いなあ』と眉を下げて
笑った。
…私はこいつがどうしても許せない。
こいつは色々な人たちを『革命』とやらで苦しませた。
私は腕を組んでふんっと天祥院から顔を逸らす。
渉の名前を呼ぶと…本当に背後から渉がでてきた。
なんて言ってこの変態仮面は私に薔薇を差し出した。
戸惑ったが一応受け取っておく。
だなんてニッコリした笑顔で言ってくるので…
『煽ってんのかこいつ』と少し腹が立った。
私はふんすっと鼻を鳴らした。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!