ヨナはバラエティー局を辞め、YUMAは長い時間自
分を苦しめていたトラウマを克服して神経外科に戻
る決心をした。
ヨナはYUMAに人を楽しませることができると思っ
ていたが自信がなくなったと言ってうなだれた。
YUMAは
「君に感謝していることがたくさんある」
と出演者のためにどんなにがんばったのか知ってい
ることを伝えた。
YUMAは
「少し止まってもいい」
と自分だけの時間を持つようにアドバイスした。
そして、ヨナは6か月間の語学研修に行き、YUMAは
神経外科に復帰して忙しい日々を過ごした。
しばらく経って、ヨナはパリからカムバックし、最
初にYUMAに会いに行って熱く抱きしめ合った。
そして2人が互いの手を握ったまま歩きながら、
互いの終止符になることを固く約束した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!