第5話

❄ 司side
385
2022/01/26 10:42 更新
鳴上嵐
鳴上嵐
いいじゃない
煌めく姫騎士プリンセスナイト
アタシもいつでも頼れる姉騎士シスターナイト
天祥院英智
天祥院英智
あなたちゃんはどっちで生きたいのかな?
(なまえ)
あなた
もちろん、女として過ごしたいわ!
でも、お母さんは許してくれない…………
瀬名泉
瀬名泉
じゃあかさくんがよくケーキバイキングにいたのは………
あなたのため?
朱桜司
朱桜司
はい
宙君やみつる君、創君、翠君にゆうた君がいて、私は今回は紅茶だけでしたし
何よりあなたにケーキの美味しさを知ってもらいたかったので
朔間凛月
朔間凛月
それで?
どうだったのぉ〜?
く〜ちゃん
初めてのケーキは
(なまえ)
あなた
美味しかった…………
あんな美味しいスイーツずっと食べたかった
ゆうたが司を誘ってて司がどさくさ紛れに私を誘ってくれた
司は私の事情を知ってるからこその配慮だったのかもしれない
鳴上嵐
鳴上嵐
それも禁止にする親って酷すぎるわ
月永レオ
月永レオ
なぁあなた
ここに止まっていけよ!
あんな家に帰ることないって!
あなたは首を横に振った
瀬名泉
瀬名泉
なんで?!
ここに残ればあなたは自分のやりたいことが出来るんだよぉ?!
(なまえ)
あなた
駄目なの…………
本当は見せるつもりなんてなかったのにな…………
朱桜司
朱桜司
え?
(なまえ)
あなた
みんな後ろ向いて
私がいいって言うまでこっち向かないでね
Knights
Knights
分かった/分かりました
天祥院英智
天祥院英智
分かったよ
天城燐音
天城燐音
おう
プチップチッ

バサッ




一体何を?
さっきのは衣服を脱ぐときの音
まさか?!
(なまえ)
あなた
いいよ
私達は一斉に振り向いた
そこには背中を私達の方に向けた上半身裸のあなたがいた
でもその背中には酷い痣や傷跡が残っていた
私達、全員息を呑んだ
これ程酷い怪我を今まで見たことがないからです
Knights
Knights
?!
天城燐音
天城燐音
?!
天祥院英智
天祥院英智
?!
鳴上嵐
鳴上嵐
酷い傷…………
後が残っちゃってるのね
可哀想
朱桜司
朱桜司
鳴上先輩の言う通りです
女性にこんなに痣や傷跡が残るようなことをする親は親ではありません!
天城燐音
天城燐音
あの仲良し夫婦、裏であなたを虐めてこんなに傷をつけてたって事だな
天祥院英智
天祥院英智
流石の僕でもこれは許せないな
女の子であるあなたちゃんにこんな傷を………
朔間凛月
朔間凛月
じゃあやっぱり月ピ〜が言ったように
帰らなければいいんじゃない?
朱桜司
朱桜司
そうですよ!
あなた、残って女として過ごしましょう
瀬名泉
瀬名泉
このままじゃああなたが壊れるだけだしねぇ
そんなこと、メンバーとして騎士として許せないしねぇ
鳴上嵐
鳴上嵐
泉ちゃんの言う通りね💕
(なまえ)
あなた
……………………それが出来たらどんなに楽か
司&燐音
司&燐音
(司)え?/(燐音)は?
朱桜司
朱桜司
どういうことですか?
あなた
(なまえ)
あなた
この背中の痣や傷はあの家から逃げた時に出来たものなの
鳴上嵐
鳴上嵐
そんな……………
(なまえ)
あなた
私が中学生の時よ
あの時は
『このまま男として生活していたら女として生きれなくなる』
そう思って家出をしたことがあったわ
でも、お母さんはすぐに私の居場所を見つけて家に連れ戻されてこのザマよ
天祥院英智
天祥院英智
なら、僕が何とかしようか?
(なまえ)
あなた
無駄よ
お母さんは勘が鋭いから絶対に何とかできる訳ないわ
ゴーンゴーン
(なまえ)
あなた
6時…………
帰らなきゃ
朱桜司
朱桜司
あなた!
(なまえ)
あなた
朱桜司
朱桜司
は、はい
なんですか?
(なまえ)
あなた
私、多分明日学校行けないかもしれないわ
Knights
Knights
?!
鳴上嵐
鳴上嵐
ど、どうして?!
(なまえ)
あなた
私が先輩達に正体を明かしたから
それじゃあ
助けて、司
朱桜司
朱桜司
?!
バタン



あなた…………
今の言葉はSOSと捉えさせていただきます
瀬名泉
瀬名泉
あなた…………
凄く悲しそうな顔してたねぇ
鳴上嵐
鳴上嵐
えぇ
アタシ達じゃああなたちゃんを助けられないのかしら?
月永レオ
月永レオ
だけど、まさかあなたが女だとは…………
ガチャ
朔間凛月
朔間凛月
ん?
ス〜ちゃん、何処に行くの?
朱桜司
朱桜司
更衣室です
瀬名泉
瀬名泉
まだレッスンもしてないのに?
朱桜司
朱桜司
こんな状況でLessonなど出来ません
それにあなたが今にも苦しんでると思うといても経ってもいられませんから
Knights
Knights
(司以外)


?!
鳴上嵐
鳴上嵐
司ちゃん…………
どういうこと?
朱桜司
朱桜司
あなたが退室する際に小さな声ではありましたが
『助けて、司』
と呟いていました
瀬名泉
瀬名泉
つまり、かさ君はそれをSOSだと捉えたと?
朱桜司
朱桜司
はい
私が必ずあなたを助けます

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