かえちゃんさいどでゴー!
死神の宴、参加者と一緒にお楽しみください♪
画面越しにいるスガビオサさんが、手に持つさいころをコロコロと転がす。
私・・浅黄原カエは、ぎゅっとスカートを握りしめた。
このゲーム、追加禁止事項は今のところないみたい。
そこは安心。
「死神の宴」という昼ゲーム。
私の知識でわかることは、多分「ろうそく」は死神が命としてみる寿命のたとえだと思う。
手元にある五本のろうそくを、私は見る。
ろうそくの数がマイナスになれば、命がなくなったのと同じ。
だから、退場。
ここで削られちゃうかもしれないから、警戒していかないと・・・!
私は、どんな神様がコールできるのか、もう一度確認する。
海神
死神の宴で退場した人物を全員復活させる。
必要なろうそく:50本
ロキ
神、悪魔のどこかに地雷を一つしかけ、地雷がある神をコールした人物を直ちに退場させる。
必要なろうそく:50本
オーディン
召喚者に、すべての人物の役職を知らせる。
必要なろうそく:50本
ウル
召喚者に、一人だけ直ちに退場させる力を持たせる。
召喚者は昼ゲームの後すぐに退場。
必要なろうそく:50本
アスモデウス
召喚者が指名した人物を一人、自陣営に加える。
役職を指定することはできない。
必要なろうそく:100本
サタン
召喚者を昼ゲームの間、神の攻撃から守護する。
ただし、悪魔の攻撃は守護することができない。
必要なろうそく:100本
ルシファー
召喚者が指定した人物にろうそくを50本贈与する。
必要なろうそく:100本
マモン
召喚者が指定した人物たちから、計50本分奪い取る。
必要なろうそく:100本
・・悪魔の力が、神様より段違いに強い。
でもその分、コールはしにくくなってるみたい。
私は、目の前の画面をきっと睨む。
スガビオサが、手元のトランプを上から五枚とり、自分で確認する。
そして、ででん♪というクイズ番組みたいな音を鳴らした。
①1枚
②5枚
私たちは無言でスマホを操作し、選択肢をスガビオサに送る。
答えを見たスガビオサは、満足そうにうなずいた。
アンケート
♡のカードは、何枚あったでしょうか。
1枚
58%
5枚
42%
投票数: 106票
スガビオサの声とともに、画面には現在の数というグラフが表示された。
赤村ハヤト 10本
翡翠渡カラス 10本
浅黄原カエ 10本
山吹クジャク 10本
恋珊瑚クリオネ 10本
灰払ヒョウ 8本
炎熱院カリュウ 6本
銀条シャチ 6本
黒宮ウサギ 4本
次行くよーっと楽しそうに言ったスガビオサを、私は睨む。
昼ゲームは、始まったばかり。
滑り出しは、上々・・?








![離れてください、ヤンデレども [ 修正中 ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/3bc16393d9af4beb742f86d8659d7bc5d240baa8/cover/01JEDJBG75FMAP4EX79N77G32H_resized_240x340.jpg)



編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。