かっちゃんが不思議な発言(てめえのこと気なっとる)をしてから約2ヶ月が経ちました。僕は未だにあの意味がわからないでいます。かっちゃんに探りを入れようとするけど避けられます。でもその話をしようとするとよく目尻を赤らめているのが確かに見えたんです。風邪ひいているのかな…(違います)最近寒いし、受験生だから風邪ひかないように僕がかっちゃんの見張りをすることにしました(君のせいなんです)
それにしても今日のかっちゃんはいつも以上に難しい顔をしているなぁ、もうすぐクリスマスだしプレゼント渡したい子とかいるのかもしれないなぁ、今勉強する時間だけど…そういうのも大切だよね…
彼はそれだけ言い残して帰ってしまった
クリスマス当日、俺はデクを見かけた。あいつはイルミネーションを見ていた、誰かと。こりゃあやられたな、まさかあいつにコイビトとかいう存在がいるなんてな。思いもしなかった。思いたくなかった。昨日の今日で悲惨な目にあったもんだ俺は。でもそれが俺があいつに気持ち伝えることを辞める理由にはならねえ、明日あの隣に居たクソモブのこと聞き出してからだ、希望はないが…この気持ちを野放しにする方がよっぽどクソだからな














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。