モードレッドが咄嗟に叫ぶ
肉塊は既に繋がり巨大になっている
頭は巨大な剣のような形になっている四足歩行の怪獣だ
ギロンの頭の剣は見た目の割に切れ味が物凄くいい
形、見た目は大剣だが性能は太刀に近い
確かにギロンは街のある方向へと歩いている
そのスピードは物凄く初代が怪獣になってもとても追いつけないほどだった
マイナスは直感で感じ取っていた
ギロンがこちらに向かってきていること
そして自分の後ろにある街を破壊しようとしていることを
コツコツとギロンが来るであろう場所へと歩みを進める
やがてズガンズガンと重い足音が聞こえてきた
ギロンが見える
それを確認したマイナスは怪獣するため体の神経を集中させる
マイナスが目を閉じる
そしてカッと見開いた
黒かった目は金色へと変わり体からパチパチと火花の様なものが散っている
そして
巨大な爆発が起こった
立ち昇る煙の中巨大な影が見える
ギロンはマイナスワンゴジラに向かって走り出した
己の行く道を防ぐ者をその大剣で八つ裂きにせんとばかりに
マイナスワンゴジラは構えている
今まで己のしてきた行動に報いるため
今ここであの悪獣を叩きのめす為に
ドォン!
衝撃が響いた
マイナスワンゴジラがギロンの腹に潜り込み投げ飛ばす
その過程で踏み込んだマイナスワンゴジラの背鰭がギロンの腹、喉に突き刺さる
吠え声を上げギロンが山に激突する
マイナスワンゴジラが吠える
山にはギロンの衝突が原因で土煙がたっている
ビュンとギロンが一直線にマイナスワンゴジラに向かって飛んできた
しかしそれを予測していたかの様にマイナスワンゴジラがギロンをはたき落とした
マイナスワンゴジラがギロンの頭を踏みつけた
紫色の血が吹き出しギロンは悶えている
しかしマイナスワンゴジラは踏みつけるのをやめない
マイナスワンゴジラがギロンの腹を蹴り上げた
最早戦いでは無かった
一方的な蹂躙だ
弱ったギロンをマイナスワンゴジラが持ち上げた
その眼は怪しく輝いている
ギロンを持つ手に力がこもる
メキメキ、ブチブチと嫌な音がギロンの身体から鳴り響いている
パァン!
ギロンの身体が破裂するように引き裂けた
上半身と下半身がパックリと分かれ動かなくなっている
その様子を確認したマイナスワンゴジラは勝利の雄叫びを上げた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!