第19話

迫る危機へと
22
2024/10/18 14:54 更新
モードレッド
まだだ!
モードレッドが咄嗟に叫ぶ
肉塊は既に繋がり巨大になっている
初代ゴジラ
おのれ、怪獣化しおったか!
大悪獣ギロン
グルォォォォォォォォォォォォォォ!
頭は巨大な剣のような形になっている四足歩行の怪獣だ
ギロンの頭の剣は見た目の割に切れ味が物凄くいい
形、見た目は大剣だが性能は太刀に近い
風真いろは
あれが、ギロンの怪獣の姿
火威青
ねえ!街の方に向かってる!
初代ゴジラ
何ぃ!?
確かにギロンは街のある方向へと歩いている
そのスピードは物凄く初代が怪獣になってもとても追いつけないほどだった
初代ゴジラ
四足歩行型の怪獣は動きが素早い傾向にある
初代ゴジラ
儂が怪獣になったところで追いつけん
モードレッド
そんな…どうするんだよ!
初代ゴジラ
少し不安じゃが
初代ゴジラ
万が一の事を考えあの街には既に負がいる
初代ゴジラ
ギロンがもし怪獣になったら応戦しろと伝えてある
…来ましたね
マイナスは直感で感じ取っていた
ギロンがこちらに向かってきていること
そして自分の後ろにある街を破壊しようとしていることを
仕方ないですね
私は戦いはあまり好きではないのですが
コツコツとギロンが来るであろう場所へと歩みを進める
やがてズガンズガンと重い足音が聞こえてきた
ギロンが見える
それを確認したマイナスは怪獣するため体の神経を集中させる
ふぅ〜
マイナスが目を閉じる
そしてカッと見開いた
黒かった目は金色へと変わり体からパチパチと火花の様なものが散っている
そして
巨大な爆発が起こった
立ち昇る煙の中巨大な影が見える
マイナスワンゴジラ
ゴォォォォォォォォォィルォォォォォォォォォォォォァァァァァァァァァァァァ!!!
大悪獣ギロン
グルォォォォォォォォォォォォ!!
ギロンはマイナスワンゴジラに向かって走り出した
己の行く道を防ぐ者をその大剣で八つ裂きにせんとばかりに
マイナスワンゴジラ
ギルルルルルル
マイナスワンゴジラは構えている
今まで己のしてきた行動に報いるため
今ここであの悪獣を叩きのめす為に
ドォン!
衝撃が響いた
マイナスワンゴジラがギロンの腹に潜り込み投げ飛ばす
その過程で踏み込んだマイナスワンゴジラの背鰭がギロンの腹、喉に突き刺さる
大悪獣ギロン
ゥ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!
吠え声を上げギロンが山に激突する
マイナスワンゴジラ
ガルォォォォァァァァァァン!
マイナスワンゴジラが吠える
山にはギロンの衝突が原因で土煙がたっている
ビュンとギロンが一直線にマイナスワンゴジラに向かって飛んできた
しかしそれを予測していたかの様にマイナスワンゴジラがギロンをはたき落とした
大悪獣ギロン
ゥ゙ゥ゙ゥ゙ゥ゙
大悪獣ギロン
オ゙オ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(ドシャッ
マイナスワンゴジラがギロンの頭を踏みつけた
紫色の血が吹き出しギロンは悶えている
しかしマイナスワンゴジラは踏みつけるのをやめない
マイナスワンゴジラ
ゥ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!
マイナスワンゴジラがギロンの腹を蹴り上げた
最早戦いでは無かった
一方的な蹂躙だ
大悪獣ギロン
ゥ、ゥゥゥゥゥゥ…
弱ったギロンをマイナスワンゴジラが持ち上げた
その眼は怪しく輝いている
ギロンを持つ手に力がこもる
メキメキ、ブチブチと嫌な音がギロンの身体から鳴り響いている
大悪獣ギロン
ギアァァァァァァァァァァァァ!!!
大悪獣ギロン
ルルォァァァァァァァァァ!!
マイナスワンゴジラ
ヴォォォォォォォォォォォォォ!!!
パァン!
ギロンの身体が破裂するように引き裂けた
上半身と下半身がパックリと分かれ動かなくなっている
その様子を確認したマイナスワンゴジラは勝利の雄叫びを上げた
マイナスワンゴジラ
ゴォォォォォォォォォィルォォォォォォォォォォォォォォォォァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァォォォォァァァァァァァァン!!!
初代ゴジラ
…もう決着はついた様じゃな
モードレッド
はぁ!?
風真いろは
こ、こんな5分程度であの…あのギロンを?
初代ゴジラ
ちゃんと戦ってくれれば強いんじゃよあの子は
風真 清明
負の事か?
初代ゴジラ
あぁ
風真 清明
あの子は…色んな意味で凄いもんな
初代ゴジラ
まあ、それはさておき
初代ゴジラ
ギロンの死体を回収しにいくとするかのぅ

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