私に言えない事なの･･･?

まぁ、言わなかったら中也はずっとこのままだよ?

･･･

ありがとう

(本当は無理になんて言わせなくないけど中也はこうでもしないと教えてくれないからなぁ)

ん?

私･･･?

え

へぇー、つまり私の事もあるって訳だ

(私の事で中也が苦しい思いをしたのは悲しいけど、少し嬉しいな･･･)

･･･仕事、上手くいってないの?

じゃあ、なんで姐さんや、森さんに迷惑かけてるとか思っちゃうわけ?

大丈夫だよ、話してごらん?

!?だ、大丈夫だよ

ｯ!!

(姐さんは中也の事を溺愛してるから中也の仕事をやってしまうのは分かるけど、森さんが仕事を減らすって結構ヤバかったんだろうなぁ･･･)

･･･中也が人間では無かったら私も人間では無いね

だって、人間では無い人を治める事が出来てしまうのだから

まぁ、中也は人間だよ

礼を言われることではないよ

私は本当のことを言っているのだから

あとね

私が一緒に歩いていた女性?のことなのだけど

私は好きでもなんでもないし、なんとも思ってないよ

うん、私ああ言う女性は嫌いなのだよ

自分の事を可愛いと思って

いわゆる「ぶりっ子」ってやつ

だから、私のことは気にしなくて大丈夫だよ

私が好きなのは

中也ただ1人だからね

(え、照れてる可愛い･･･)

あぁ、教えてくれたら外す予定だったのだけれど気が変わってね

私、予定を思い出してね出かけに行ってくるから

少しの間そのままでいてね

じゃあ、ちゃんと待ってるんだよ〜?

ｶﾞﾁｬﾝ(扉を閉める音)

あぁ、ちょっと私はここの首領に用があってね

はぁ、

じゃあさ

紅葉さん呼んでくれるかな?

久しぶりだね、姐さん

ねぇ、私森さんに会いたいのだけど

中也の事で少しね

それは後でね

うん

中也の事で少し話したくてね

うん

どうやら中也の部下の中に中也の事を侮辱して傷つけた奴がいるらしくてね

だから、そいつの事を見つけ出すまででいいから少し「お仕事」をしようと思ってね

じゃあ、やらせてくれるかな･･･?

わかってるよ〜

だって私は「探偵社員」だよ･･?

うん、そうするよ

本当はこの手で殺ってやりたいけどね(黒目)

じゃあ、それだけだから帰るね〜

じゃあね〜