愛重 独占欲 注意
吸血シーン有
同じクラスの葛葉くん
授業はよくサボっているし 特別愛想がいいわけでもないけど
整っている顔と オーラに惹かれる女子はやはり多く 常に人気は絶えなかった。
そのせいか 2年生に進級してからは、ずっとマスクをしていて
1年生の頃クラスが違った私は彼の素顔を見たことがない。
私は葛葉くんが好きではない
_____ あの鋭い視線が少し苦手だったから
持久走 どうしても走りたくなかった私は
「 足首を捻った 」 という嘘の理由を突きつけて見学することに成功した
見学 といってもみんなが走っている中1人 校庭の隅でしゃがんでいるのは気まずいので
保健室で休憩していることにした
保健室の先生は今職員室に向かったからここには今私1人
有意義に過ごそうと角のベットを囲んでいるカーテンを開ける
誰もいないと思っていた保健室には 先客がいた
牙を剥き出しにして 身体中に汗をかいた
葛葉くんが目に入った
苦しそうに息を詰まらせている彼は 私を見るなり瞳孔を小さくし 何かをこらえているようにも見えた
いつもと違って余裕が無さそうな彼と目が合う
途端に私は吸い込まれるように彼に近ずいて 心配の言葉をかけていた
トサッ と押し倒されて気ずけば彼の顔は私の首元に埋まっていた
がぶっ と噛みつかれて ふわふわした変な感覚が私を襲う
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あれから30秒ほど 葛葉くんは私の血を吸っていた
私は今も身体中が熱くて 逃げたくても逃げられない
まだ私を抱きしめたままの葛葉くんは
私の首についた痕をなぞるように舐めた
葛葉くんが吸血鬼だなんて聞いたことがない
なのにどうして急に?? 私の血を吸ってきた彼を睨みつけるけど 微動打にしていなくて
私の髪を撫でながら 微笑される
0から説明されるけど理解が追いつかない
彼に噛まれた首元はまだジワジワと熱くて 頭は彼の事で埋まっていた














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。