第62話

61話
6,572
2022/12/12 05:44
あなた
はぁ、はぁ…//

私は快感が体から抜けきらなくて

布団に寝転がったまま息を整えていた


どうしよう、グクの顔、見れないんだけど…//

ジョングク
ジョングク
そんなに気持ち良かったですか?
お嬢様

あ、お嬢様呼びに戻ってる…

見るとグクはしっかり起き上がってスーツまで着てた


いや切り替えはっや…でも男の人ってそうなんだっけ

あなた
うるさい//…っていうかさ、
あなた
私にこんなことする理由って、何?

私がグクに何を期待してこんなこと聞いたのかは

自分でも分からない

でも、気がついたらそう聞いてたの

ジョングク
ジョングク
理由、ですか。それなら簡単なことです


ジョングク
ジョングク
お嬢様に俺たちが今まで尽くしてきた分返して頂こうかと思ってねㅎ
あなた
へ?"たち"…?
ジョングク
ジョングク
分かりますかお嬢様?
いずれは幹部全員に、抱かれるんですよ
あなた
…は!?何それ!
そんなこと勝手に決めないでよ!
大体みんなが私のことそんな風に___
ジョングク
ジョングク
見てますよ
あなた
え?

グクは思ったより真剣な顔で私を見ていた

ジョングク
ジョングク
可愛いお嬢様に誘われて、断れるヤツはまあいないでしょうね
あなた
そんな…//
ジョングク
ジョングク
まあ、俺からのちょっとしたいたずらであり仕返しです。甘んじて受け入れてくださいㅎ

どこがちょっとしただよ!と突っ込みたくなったけど

今気になったのはそこじゃなくて…

あなた
ねえ!

私は部屋から出て行こうとするグクを引き止めた

ジョングク
ジョングク
はい?
あなた
グクは嫌じゃないわけ?
ジョングク
ジョングク
何がですか?
あなた
私がっ…他の人に、抱かれるの…//

恥ずかしくてうつむいた顔を少し上げると、

感じの悪い薄ら笑いを浮かべたグクが

こちらに歩いてきた

あなた
何よ…
ジョングク
ジョングク
別に。
お嬢様のこと好きなわけじゃないんで
あなた
…あっそ

やっぱり、私になんか興味なくて、

ただ馬鹿な年下女で遊んでるだけなんだ


そんなこと分かってたし

元々純な関係でもなかったのに、

その事実がこんなに悲しいのは、なんでなの…?

ジョングク
ジョングク
…って、言おうかと思ってたんだけど
あなた
え?…ッ!

気がつくと私はグクに唇を奪われていた

と言っても、触れるだけの優しいキス

なんだか、唇から愛情を感じたような錯覚さえした

あなた
グク…?
ジョングク
ジョングク
お嬢様にキスしていいのは
俺だけってことで
ジョングク
ジョングク
約束、守れる?

私は真っ赤になってるであろう顔で

ぶんぶんと首を振ってうなずいた

するとグクは満足気に笑うと、

私の頭にまたキスをした
ジョングク
ジョングク
じゃあ、おやすみなさい
あなた
おやすみ…//

キスするのなんて、初めてでもなんでもないのに…


それでも私は、グクの最後のキスの感触を

忘れられなかった






かりんです!


ここで皆さんにお聞きしたいことがあります🥺


私、この度完全オリジナルの小説を思いつきました

面白いかどうかは分かりませんが、

私の実体験を元にした部分があるお話です。

そしてお聞きしたいのは…



需要、あるんかいな笑っていうところです


みなさん、御手数ですがアンケートお願いしますね✨

アンケート

私のオリジナル小説…ぶっちゃけ興味ありますか?
ぜひ!かりんが出せば読みますよ🍀
55%
それもいいけどバンタンの新作出して欲しい😅
45%
投票数: 845票

ぜひ積極的なご投票お待ちしております💓

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