喧嘩はささいなことだった
道枝「なぁ、ゴミはゴミ箱に入れてや」
長尾「後で入れるから置いといてー」
道枝「今入れろや!」
長尾「何でそんな怒るん?僕のタイミングもあるやん!」
道枝「もういい!」バタン
長尾「あっ」
そういって駿は出て行ってしまった。帰ってきたら謝ろう
そう思っていたのに…
しばらくして、帰りが遅いことに不安になってきた
その時
プルプル📱
マネ「📱〜今、病院から連絡きて…道枝くんが事故にあったって」
長尾「📱〜え?!!!
どこの病院ですか?!」
マネ「〇〇病院です。」
長尾「すぐ行きます」
俺はお金と携帯を握りしめて急いで病院へ向かった
病院_______
長尾「あのっ、道枝駿佑さんの部屋はどこですか?」
看護師「302号室です。」
ダダダダダー
302号室________
ガラガラガラ
長尾「しゅん!」
道枝「…」
ドラマ撮影後すぐに駆けつけたマネージャーと丈くんと大橋くんがいた。
藤原「謙杜、早かったな」
大橋「身体に異常はないけど頭打ったんやて、な?みっちー」
道枝「…そうみたい」
長尾「よかった無事で、心配しt」
道枝「…だれ…ですか?」
道枝以外「……え???」
大橋「何言うとんねん。同じメンバーの長尾謙杜やで?」
道枝「…」
藤原「なぁ、みっちーメンバーの名前教えて??」
道枝「丈くん、大橋くん、流星くん、大吾くん、恭平…と俺…」
長尾「っ?!
ちょっとトイレ行ってくるっ」
藤原「謙杜!!!!
俺追いかけるから、和也は先生に伝えて」
大橋「わかった…」
自動販売機前______
生きててよかった。
けど、駿は僕のことを覚えてない
僕のことだけ
なんで?喧嘩したから?嫌いになったから?
あの時喧嘩しなかったらこんなことには
長尾「ッグス…ッヒク…ッウウ」
藤原「謙杜!!」
長尾「ッじょうく、ん…ぼく…ッグス」
藤原「辛いよな…」トントン
それ以上なにも言わず丈くんは俺が泣くやむまで抱きしめてくれた
落ち着いた後、事故の前に僕たちが喧嘩したことを話した。
長尾「僕が、、、謝ればこんなことにッ」
藤原「起きてしまったことは仕方がない
謙杜のせいじゃないで
自分を責めたらあかんよ」
長尾「っでも…」
藤原「一生思い出さへん訳ないよ。だってみっちーは誰よりも謙杜のこと好きやったやん。」
長尾「…ッグス…ッヒグ…」
藤原「とりあえず、医者の話聞こう。」
長尾「…うん」
その後、遅れて他のメンバーも到着し、メンバーとマネージャーは医者に個室に呼ばれた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!