《チームZ》
まずは…挨拶から…
そして…ドアが開く…
ここから…ちゃんとしないと…
ドンッ
今…押された…
そんなわけ…ないよね…瑠々さん優しいし…
その時だった…
その人は…
今…とても会いたかった人だった…
今…私…どんな表情かな…
泣いてるかな…顔…おかしくないかな…
今…なのかな…謝るのって…
うんん…今しか…ないよね…
突然…世一くんの前には…瑠々さんが居た…
やっぱり…私に…世一くんの傍にいる資格なんて…ないんだ…
私なんて…ただの幼馴染み…それだけなんだから…
初恋で…ただ私の片思いなだけなんだ…
もう…世一くんには…私の思いも届かないな…
私は…その時…走ってしまった…
ダメなんだ…私は世一くんに謝れない…
仲直り…できないッ…
世一くんにとっての…ただの幼馴染みにしかすぎない…
泣いていた私に…ただ一人の男性が…話しかけた…
私は急いで涙をふいた…
彼は…私の腕を掴んだ…
こんな私を構っても…きっと自分のサッカーが乱れるだけだよ…
彼は…そう口にした…
何で…嘘なんて…ついているのだろう…
こんな…つまらない嘘を…
でも…彼には…
見破られていた…
この人は…優しいな…
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。