私は…今まであったことを…糸師さんに話した…
これは…自分が…悪いから…
そうだよ…だから…慰めなくてもいいんだよ…
そうだ…彼は…私が仮面をしていることを知っている…
何でそんなこと言うの…
どうして…私に優しくするの…
あぁ…
こんなで…落ち込んでなれないな…
少しでもいいから…
世一くんと仲直りしないと…
糸師さん…見た目は少し怖そうな人だけど…優しいな…
私…何言ってるんだろう…
こんな…みっともない嘘…
何だか…私と話してた時じゃない雰囲気…
やっぱり…私は誰からも見てもらってないのかな…
その言葉は…多分…私も含めて言っているんだろう…
でも…
少し…どこかホッとした…
…と…彼女は私を指した…
そうだよ…
私はタコなのは当然…
当然なんだから…
今…何て…
そして…走っていった…
瑠々さん…あんな人だったんだ…
でも…そんなことより…
あぁ…良かった…
少し…信じれる人が居て…















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!