アイツらが帰ったあと、私たちは任務服に着替え狐面を付けた
これは鱗滝さんが作ってくれた厄除の面だ
大正時代に作ってくれたものは鬼との闘いで割れてしまったが、今世また作ってくれた
家を出てすぐ屋根に飛び移り、夜のパトロールに行く
今のところ何も異変はない
あれから数時間、私たちはパトロールをし現時刻は23時を回った
帰ろうとした瞬間、西の方から声がした
兄さんを見て頷いてから屋根から屋根へと飛び移り、声の元へ急ぐ
そしてそこには
最悪である。よりによって爆豪勝己だ
何故いる。何故この時間に外に出てる
良い子は寝てろ
兄さんの指示通り、フードを被り顔が見れぬよう面をつけ直した
下を見るともう既に鬼が爆豪勝己に襲いかかっていた
爆豪勝己は爆破で応戦するも、鬼はかすり傷程度であり、すぐ治っている
爆豪勝己は鬼の爪が当たり腕から血がにじみでている
鬼が爆豪勝己にまた飛び掛ろうとした瞬間、私は刀で鬼を止め、兄さんは爆豪勝己を守るような形になった
私はポケットからあるものを取りだし鬼の顔面に吹きかけた
あるものとは稀血の入った瓶のことである
上の部分を霧吹き上のものにして吹きかけれるようになっている
さすがに爆豪勝己がいる中で鬼の首を刎ねるわけにはいかない
見られれば通報待ったナシだ
私は鬼を連れ出し路地裏まで来た
人の気配か近くにないことを確認し鬼と向き合った













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。