中也は反応しなかった。表情すら変えなかった。
室内の空気がきりりと硬質化した。全員が銃にかけた指に力を入れた
ーパンッ🎉
立ち尽くした中也の頭から、流血のようにそれが幾つも垂れ落ちていた。 ー色とりどりの、飾り紐が。
ー中也がうんざりした顔で一同を見回した
それぞれの銃身からは白煙があがり、色鮮やかな紙紐が中也の頭に載っていた。空中には紙吹雪がひらひらと舞う。
旗会メンバーは、にやにやと飾り紐にまみれた中也を眺めていた
中也はため息をつくと、誰にも挨拶をせず、冷たい表情で店の奥へと歩いていった。
中也は、はねつけるように云った。
ピアノマンが中也を追って云う
中也が足を止め、振り返り、ピアノマンを睨んだ
ーコツコツコツッ👞
中也が呆れて店を奥に進むと、阿呆鳥が声を掛けてきた
散弾銃をくるくる回しながら、阿呆鳥がよく通る声で笑った
中也は、阿呆鳥を睨んだ
そう云うと、上着の奥から音もなく幅広の鉈刀が現れた。重さを感じさせない動作で、その刃を閃かせ空気を幾度か斬った後、阿呆鳥は手を離した。
ーヒュンヒュン🔪 パッ🤚
ドスッ ピシッ(床に刺さりヒビが入る)
↓鉈刀

阿呆鳥が中也を追って、シャンパングラスを差し出した
しかし、中也は一瞥しただけで無視し、店の奥へと歩いていく。
阿呆鳥はシャンパンがこぼれないよう、大袈裟な動作でグラスを支えながら云った
それでも中也は足を止めるどころか、見向きもしない
ースタスタスタスタスタ👞

ースタスタスタスタ ピタッ👞 バッ
その単語を聞いた瞬間、中也は振り返って炎のような表情をした
ここで切ります!
鉈刀というもの初めて見ました!
私のイメージでは鉈という漢字なので、斧🪓のように大きいものかと考えていました🙋
写真のように鉈刀は、ネパールのグルカ族やインド軍が使用している湾曲した刀身が特徴の刃物で、阿呆鳥には、革のカバー付きのものが似合うなと、勝手な妄想です😳
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!