まず初めに、アンケートにお付き合いください。
冬休みなんで、勉強しなきゃですよね。
だから投稿頻度少なくなるぶん、新作を出します。(?????)
まー多分投稿頻度低いけど…
新作その1
・mmmrの裏社会&恋愛パロ
「殺し屋だって恋がしたい」をもう公開しました。最後にリンク貼ってるのでよろしくです!
新作その2
・mmmr闇金パロの過去編
これは、本編では話数の関係とかであんまり長々と語れなかったmmmrメンバーのみなさんの過去編を、もっと詳しく書こうかなと。
リク募でええやんとか言った人の声は聞こえません。
あと他には、来年のいつか短編集とは参加型とか。
だから、2つほどアンケートを。
アンケート
もし参加型公開するなら、何系がいい?
恋愛系
43%
バトル系
29%
コメディ系
15%
ミステリー系
14%
投票数: 507票
アンケート
闇パロの過去編書くなら、どれが最初に読みたい?
めめさん
37%
ウパさん
16%
iemonさん&ヒナルカさん
42%
レイラーさん&ぐさおさん
6%
投票数: 632票
ラテさんに関しては、そのうちこっちで書いていきます↓
私は、凌雲高校の三年生、東雲椎名。
…だったのだが、今では闇医者である鈴宮さんの助手。
以前崖から転落した時に彼女に助けられ───そこから、私の医療に対する意識、見方が変わった。
“人の生命を預かる”ということで、無論責任が大きい……私は、そのプレッシャーと身近な“死”という存在に押し潰されてしまうと思っていた。
だけど彼女は………その責務を、もっと前向きに捉えていた。
闇医者とは、視点を変えればどんな人でも医療を受けられる希望。
彼女は日陰者だとしても、できるだけ多くの人を救おうとしている………その情熱に心打たれたんだ。
「何かあったらすぐに連絡して」と告げると、彼女は雑居ビルから出ていった。
その背中を見送りながら────どうしたものかと考える。
書類の整理や、医療器具の点検とかを行っていればいいはず……なのに、心の奥底に何処か嫌な予感が居座っている。
まるで煙のようだ───どうしようもなく痒いのに、搔くことは決してできない。
湧き上がる不安を大声を出すことによって抑え込み、私は影に入る。
ボロボロの病室も───今ではガンマスさんがたまに掃除をしたりしている。
このことを、ここの三階に住むメテヲさんに伝えると、「ガンマスが掃除しているのは二度と見られないから、眼に焼き付けといた方がいいよ」と笑いながら言われた──少し、感心されたようだった。
まあ、そんな彼らも今日はいないのだが。
─────その時、私の背後に人影を感じた。
慌てて振り向くと────息を吐いて安堵する。
そこにいたのは、弁護士である八幡さんの助手、凪梓さん。
彼女は残念そうに唇を尖らすと、部屋の中に入っていく。
───ここで、本物の人の臓器を見た時は……失神するかと思ったなあ。
実際にその現場に立ち会ったことはないが………いつかは、手術なんかも任される日がくるのだろうか。
───もしかしたら、誰かの内蔵を抜き取るといった…人道から外れたこともさせられるのかもしれない。
そこにどう“信念”を見つけ出し、自分が生きる道を模索するか………
────ちゃんと勉強をしているからかは解らないが、最近はこんなことを自然に思いつくようになってきた。
凪梓さんは辺りを見渡すと、机に置かれた医薬品をポケットに入れる。
去り際にそれだけ言い放つと、彼女は扉を開けた。
────その小柄な顔が、凍りつく。
凪梓さんは有無を言わせずに私の腕を強く摑むと、そのまま部屋から出て階段を上り始めた。
咄嗟に問おうとするも────鬼気迫った表情に、思わず口を噤んでしまう。
二階の空き部屋に連れ込まれると、机の影に二人跳び込む。
全く意味が解らない。
凪梓さんの腕を振り払おうとする────その時、コツコツと、靴音が廊下に響いた。
一瞬、ガンマスさんが帰ってきたのかと思った。
だけど────違う。
歩幅の感覚や控えめな足音………それは、人の生命を救う医者と言うよりかは────
むしろ、生命を奪いに来たような死神が、獲物を探して彷徨うかのような音。
その異質さに……道理や計算よりも、生存本能が真っ先に働いた。
その瞬間、見える空気が変わっていくみたいだった。
当たり前の如く吸っていたそれが───重苦しく、瘴気のように肺を蝕むよう。
慌てて口を両手で塞ぐ………横眼で見ると、凪梓さんはいつの間にか拳銃を取り出していた。
私は、言葉を最後まで紡ぐことができなかった。
眼の前の白い扉が、紙切れのように切断されたんだ。
木片が飛び散って嫌な音が鳴り────ドアの上半身が冷たい床に倒れ込む。
そして────誰かが、顔を出した。
それは、私が全く知らない男のもの。
ただ………一目見ただけで恐怖してしまうような、圧倒的な霊気を放っている。
絶対に一般人ではない……! その事実が、今にも叫びだしてしまいそうな喉を塞いだ。
そして、彼女が悪態をつく。
奴は、自分たちに全く興味がないようで────ガンマスさんの名を呼ぶ。
それに呼応するように……凪梓さんが、私を背に身を屈めた。
その言葉を皮切りとして、彼女の身体から紫色の闘気が滲む。
調月と呼ばれた男が、腰から何かを引き抜いた。
私は息を呑んだ。
あいつが持っている武器────見たことがある。
歴史の教科書の、ベトナム戦争についての資料の中に、マチェットと呼ばれる藪を払うようの道具があったんだ。
そして昔………iemonさんと一緒に見に行ったホラー映画で、殺人鬼が使っていた道具でもある。
明らかに人の生命を刈り取れる刃渡りと鋭さ……それを前にした私に───映画の中の犠牲者の心情が、見える景色が重なった気がした。
切っ先がこちらに向けられ………完全に一人、パニックに陥った。
だけど、そんな自分とは対照的に────彼女は冷静。
いや、確かに奥歯を噛み締め、この状況を打破する策を考えている……それでも、身についた野生動物のような習性からか、決して奴に背中を見せようとはしなかった。
私と同い年なのに────彼女は一切怯むことなく、ナイフと拳銃を持つ。
そして、まるで狼のように体勢を屈め────地面を蹴って襲い掛かった。
放たれたのは、横一文字の銀閃。
それをスルリと躱される────その隙を縫うように速射を撃ちこんだ。
その鉛弾すらも………紙のように外される。
銃声が、身近に迫った死をリアルに実感させた。
私はただ二人の視界からいなくなり、頭を抱えて震えながら息を潜めることしかできなかった。
一度体勢を立て直そうと凪梓さんがバックステップを踏むと………調月が口を開いた。
彼女はそれを全く意に介さず、銃口を奴に向けた。
引き金を何度も引き、その度に火薬の匂いが充満する。
次の瞬間、奴が爆発したように踏み込む。
調月のマチェットナイフが、彼女に牙を剥いた。
まるで落石のようなスピードと圧倒的なパワーを持った斬撃が降る。
片手で振り抜かれたマチェットが───ギリギリと、交差する形でガードしている拳銃とナイフを削っていく。
このままじゃ両断される─────咄嗟に身を捩った彼女の胸を、そのまま落ちた刃が裂いた。
更に、それだけでは止まらず……衝撃のままに、凪梓さんは吹き飛ばされた。
部屋の壁に激突し、私が隠れている場所まで激しい衝撃波が届く。
背中を丸め込んで受け身を取ったが────立ち上がろうとすると、口から血を吐いてしまう。
まともな状態ではないことは、ひと眼見て解った。
調月は彼女に一切の間を与えることなく───始末するべくマチェットを振り上げた。
凪梓さんは精一杯の力で防ごうとしても────奴の握力は規格外。
再び、受け入れずに大きく吹き飛ばされる……まるで空気を入れすぎたボールのようだ。
そう啖呵を切った彼女を──調月は冷徹な瞳で見ていた。
しかし、直後……何も言わずに、奴は床が抜けるのではないかと思う程の轟音をあげて、地面を蹴る。
その時凪梓さんは───ポケットに手を入れた。
そして、其の手で摑んだもの────それは、ここに来た目的でもある医薬品。
彼女は、調月の顔にかかるよう───医薬品を散布した。
─────だけど、その望みすら叶わなかった。
調月は、特段驚く様子もなく……左腕で、顔の穴という穴を塞ぐ。
そしてスピードを落とすことなく……迫ってきていた。
見ていられなくなり、飛び出そうとした私の脚を───恐怖が、足枷の如く留めた。
どんなに彼女を助けたくても、己の生への渇望は時に……呪いとなってまで、行動を阻害する。
次の瞬間、冷たい金属片が───凪梓さんを、切り裂いてしまった。
酸素を運ぶ紅い鮮血が舞い散る………その量は、致命傷となりえる程だった。
深すぎる傷を受け……とてもじゃないが、立っていられない。
急速に脳からの指令が届かなくなり、彼女は倒れ込んだ。
悪鬼が────とどめを刺そうと嗤っている。
───その時、扉が蹴破られた。
ガンマスさんが……この場に戻ってきたんだ。
しかし奴は、驚くどころか醜くほくそ笑み………その刃を向ける。
───奴の狙いは、闇医者のガンマスさん。
殺気が自らに向けられていることを知った彼女は……即座に、私にこう指示を出した。
それは、普段物静かで温厚な彼女から発せられたとは思えないような……必死の怒声。
無理やり背中を押された私ができるのは………ただただ、従うだけだった。
ガンマスさんは火炎瓶を取り出すと、導火線にライターで点火する。
そして───思い切り、まさに生命を賭けて投げつける。
調月はほとんど視線も逸らさずにそれを外した───背後で火の手が上がった。
背骨ごと叩き斬らんとばかりの斬撃が降る。
彼女はその攻撃を、まるでどんなに握っても摑めない霧のように躱すも───余裕がない。
ガンマスさんは近くにおいてあった切開用の剪刀(ハサミ)を手に取ると……奴の土手っ腹目掛けて投擲した。
人体の構造に詳しいガンマスさんは……骨に当たらず、肝臓に突き刺さる部位を知っていた。
マチェットナイフによって弾かれる────瞬間、奴は地面を蹴る。
彼女は護身用のナイフを持つ…迎撃の体勢を取る。
──だが、調月は突如として突進の軌道を変えた。
ガンマスさんの眼の前でターンすると……向かうのは
─────私の方。
私は、もう自力で歩けない凪梓さんに肩を貸して……非常用の出口へと歩いていた。
背後から命脈を断つべく…一切の情け容赦のない凶刃が落ちてくる。
火事場の馬鹿力とでもいうのか……鞄に閉まっていた分厚い医学書で、その太刀を受け止めた。
でも───圧倒的に、足りない………!
再び奴が、刃を掲げながら突っ込む。
せめて────凪梓さんだけは、身を挺してでも守って見せる……!
背後からは、鼓膜が破れんばかりにガンマスさんの絶叫が響いていた。
私の双眼が、無情にも光る鋭利なそれを捉え──脳が“死”を理解する。
悪夢よりも悪夢な、死の舞踏会とも言えるこの場所で………終わりを覚悟した。
恐怖から、今にも泣きだしてしまいそうな眼をぎゅっと瞑り───とにかく、刻まれたあの日々を思い出した。
暗闇の中、悔しさや悲しさから零れ落ちる雫を────抑えきることができなかった。
────甲高い金属音が鳴る。
全身を襲うはずの灼熱感よりも先に……女性の、優しい声が耳元で聴こえてきた。
恐る恐る瞼をあける………一瞬、ここは既にあの世なのかもと思ったが────違うようだ。
────ウェーブがかかった長い黒髪の女性が、軍用のマチェットナイフを、医療用のメスで止めていた。
大きさが違いすぎるのに………何故かメスは砕けずに、火花を散らしながら形を保っている。
その人がつけている、牛のドクロの簪が………蒼い炎を纏うようだった。
その顔を────私は視たことがあった。
この前碧川という男性の看病に行った時の、付き添いの………!
凪梓さんが、微かな声で“めめさん”と呟く………その瞬間、調月がバックステップを踏んだ。
状況が呑み込めていない私に────ガンマスさんが駆け寄ってきた。
彼女は指に挟んだメスを投げ捨てると、新しいものを手に取った。
そして────壮絶すぎる死闘が始まる。
今回の目標
♡65 💬5
二週間ぶりの投稿っすね、多分次回は来年かな…?
今年中に出せるといいけれど。
僕の小説ワンパターンすぎて…笑、ごめんね
新作↓
ちなみに、僕のアカウントの名前変えます。
今募集しているので、いい案があったら↓の85話にコメントお願いします。
次回は、めめさんにとって最悪の取り立て劇です。







![mmmr闇金パロ[リメイク]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/5062d99e11d2096fa9ed85b7cafa5e2a330e5853/cover/01HVRN68G8MDRJHEP5A494Q58G_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。