あなたside
朝のHRの時間です!
道枝くんと友達になり沢山の友達が出来た訳ですが
生活が変わったかと言われると…
そうでもないんですよねw
前より話す人が増えたのと!
放課後遊ぶようになりました!
朝も昼も夕もいつも一緒におる友達はおらんねん
道枝くん?道枝くんはそりゃ人気者やもん!
でもな!基本なんとかくんと一緒におる!
同じグループで同い年の子ー!
そうや!長尾くん!
あの子も可愛ええ♥
うちはお弁当時も朝もぼっち♥
でもな!たまに授業中道枝くんがな
LINEで変なスタンプ送ってきおんねんw
まぁこう考えると前と変わってんな
後!流星くんいうな可愛らしい子も話すねん
あの子ホンマに可愛い♥
お兄ちゃんが可愛がる理由もわかるわ!
んで!その流星くんと!うちの席なちょっと近いねん!
うちの斜め前流星くん!
めっちゃ近いわw
うち1番後ろ♥
隣は…知らん←
んで、今暇すぎるんで
やから保健室行こかな〜?って思ってたら
ポンって頭になんか当たってん
机に顔をうつ伏せになってたから
びっくりして起きたら頭の上からポロン
ってなんか落ちてん
それをな、開けるとな
「今日一緒に帰ろ!流星」
って可愛らしい字で書いてありました♥
流星くんの方見て見たら
大西 「😊」
可愛い可愛い可愛い♥
「いいよー♥可愛いな♥」って書いてぽーい
流星くんナイスキャッチ!
んで紙広げてこっち見はってん
ん時の顔が可愛い可愛い♥
なんでか知らんけどちょっとほっぺ膨らませて
紙をな、ぽーいって投げはってん
キャッチして開けるとな
「可愛くない!」
ううん君は正真正銘可愛いよ
んでまぁおねんねの続きしてたんやけど
昼になって
目覚ましたら激おこプンプン丸の流星くんがいました
大西 「あなたちゃん!僕可愛くないで!」
『可愛いもんは可愛いねんで〜』
大西 「もういい!!」
『ごめんてぇ!んじゃあなた弁当食べてくんなぁ』
大西 「あ!僕も行く!」
『え?』
大西 「ん?」
『いや別にw』
別にって言ったけどちょっと嬉しかったりして
んで、2人で食堂まで競争して勝っちゃったー♥
大西 「あなたちゃん足速いよぉー」
『そうかな?wありがとうー!』
腹減ったわ…
大西 「あなたちゃんのお弁当おいしそうやな!」
『ママが作ってくれてんねん!ええやろ!』
大西 「いいなぁー!僕も作って欲しいなー」
『初めてやわぁ』
大西 「ん?」
『こんな風に友達とお弁当食べんの初めて!』
大西 「友達も初めてなんやったよね!」
『せやねん!流星くんは第2号!』
大西 「じゃあこれからいっーぱい楽しい事あるな!」
『そやなぁー!』
大西 「あなたちゃん楽しい?」
『なにが?』
大西 「最近学校楽しい?」
『そりゃ楽しいよー!』
大西 「そっか!よかった!」
『どしたん?急にw』
大西 「別にー!」
『なんやそれーww』
大西 「なぁなぁ!あなたちゃんさ!みっちーって特別な友達なんやろ?」
『せやでぇー』
大西 「僕もあなたちゃんにとって特別な友達になれてる?」
『は?んなもん当たり前やろwww』
大西 「ふふっありがとうぉ!!!」
『ホンマに可愛いらしいなぁ♥』
大西 「あなたちゃんの方が可愛いで?!」
『なわけぇ〜www』
いやぁ〜お弁当の時間ってこんなに楽しいんやなぁ
すごいわぁ…←なにが?
流星くんは可愛いすぎてやばいね…
ただな…1つだけ…
1つだけ…直して欲しい所があるとしたら…
食堂なんやし向かい合わせになって食べたいな…←
なんか分かる?!
流星くんの可愛い顔見て食べたいねん♥
見つめながら食べたいの!
横でも可愛いお顔見れるけどw
なんか…自分でも何言ってるんか分からんわw
まぁ!流星くんとも友情深めあったし!
これからもっと学校楽しくなるわー!
授業中
保健室にて
『なぁなぁばばぁー』
先生 「どうしたん?てか、ばばあやめろ」
『流星くんって可愛いよなぁ』
先生 「せやなぁ」
『うわ、問題発現やぁ』
先生 「だまれ」
『最低ー』
先生 「流星くん可愛い顔して運動ようできるしなぁ」
『なんでそんなん知ってんの?きもいー』
先生 「誰かが怪我した時に言ってはったのー!」
『あっそ』
先生 「お前も流星くん見習って授業受けろバシ」
『痛ってぇー!教育委員会に訴えるし!』
先生 「お前のおかあとかファンにこのあほ面見せたろか!」
『それでもついてきてくれる子は着いてきてくれるんですぅ』
先生 「とりま授業受けろって!」
『分かったから!今は寝る』
先生 「明日は行けよ」
『多分なぁ』
流星くんは可愛い!
そしたらまたまた夢の中…
「ちゃ…ん!…あなた…ちゃん!」
『流星くん!』
先生 「はや!起きんの!」
大西 「おはよぉ!」
先生 「私が声掛けた時ビクともせんかったのに」
『流星くんの可愛い声で目覚めた♥』
先生 「きっも」
『お前も十分キモイわ』
大西 「あなたちゃん!帰ろ!」
『帰ろ帰ろ!』
先生 「気ぃつけて帰りやぁー」
『ばばあまた明日ぁ』
先生 「もう来んなよ」
大西 「あなたちゃんと保健の先生って友達みたい!」
『そう?w』
大西 「うん!めっちゃ仲ええやん!」
『仲ええのはホンマやなー』
大西 「あなたちゃんの寝顔めっちゃ可愛いかった」
『見たん?!普通に恥ずいねんけどぉ//』
大西 「可愛いからいいやん!」
『可愛い子に可愛い言われても実感ないよ』
大西 「けど!あなたちゃんはホンマに可愛いの!」
『ありがとうww』
大西 「めぐちゃんって大ちゃんと喧嘩するん?」
『んーたまにするけどそんなにないかなぁ?』
大西 「大ちゃんよくあなたは可愛い♥って言ってはるねん!」
『うげぇー』
大西 「ふふっけどあなたちゃんと仲良くなって!大ちゃんほんまのこと言ってたんやぉーって思った!」
『なにそれww』
大西 「ほんまやで!」
『流星くんもめっちゃ可愛いねんで?!』
大西 「ありがとうー」
『ほんま可愛いわぁ』
大西 「あなたちゃんと大ちゃんってやっぱちょっと性格似てんね!」
『マジ?!ww』
大西 「可愛い言うてくれるのもそやし」
大西 「人の事思ってる所とか誰とでも仲良くしてくれる所とか!」
『ありがとね♥』
『流星くんの 夢って何?』
大西 「うーんやっぱなにわ男子でデビューする事?」
大西 「なにわ男子の、みんなでいるとめっちゃ楽しいねん!辛い事もいっぱい経験してきたけどその分…」
なにわ男子の事ライバルの事辛かった事
色んなことを流星くんは語ってくれて
その目はキラキラしてて
きっと流星くんはこれからまだまだ成長するやろな
辛い事も次のステップの踏み台にして
どんどん成長すると思う
うちも頑張らんとね
大西 「あなたちゃん!」
『あ!ごめんごめん!ボッーとしてた』
大西 「早く行くよ!」
とりあえず今確実に言えることは…
『ホンマに流星くんは可愛いなぁ♥』
って事!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。