第23話

第21話 各々の胸に
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2025/11/30 11:32 更新
切島side





轟「ここにこれだけ教師陣(プロヒーロー)が集まるって事は、学校全体に仕掛けて来たってことじゃなさそうだ」



切島「そうだな。俺、緑谷の様子見てくるわ!爆豪、ちょっとあなた頼む。落とすなよ」






俺はそう言い、爆豪にあなたを預ける。






爆豪「落とさねぇわ!!」






俺は緑谷達のもとまで走った。






切島「緑谷ぁ!!」



緑谷「切島くん………!」



切島「大丈夫か!?」



オールマイト(切島少年!!なんて素晴らしい心持ち!!しかし待って!バレてしまう!やばい待って、くっそおぉ!!)



緑谷「切島くん待_______……」






緑谷が慌てながら何か言いかけたその時………。






ズッ






目の前に壁が現れた。






セメントス「生徒の安否を確認したいから、ゲート前に集まってくれ。ケガ人の方はこちらで対処するよ」



切島「そりゃそうだ!ラジャっす!!」






俺はそれを聞き、爆豪達のとこへ戻った。






切島「おーい、ゲート前に集合だってさ!それに早くあなたの事診てもらわねぇと!」






俺たちはゲート前に移動し、そこであなたを預けた。



もうその時には、あなたの意識はなかった。



抱えた時のあなたの軽さ………。



それがまだ腕に残ってる。



自分より弱いであろう力、そして小さい身体。



それが身を挺して爆豪を守った。






ギュ






俺は拳を握りしめた。



俺は…………もっと強くならなきゃいけねぇ。



仲間を……….守れるくらい!















・
・
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ズズ……



死柄木「ってぇ………両腕両脚撃たれた………完敗だ……脳無もやられた。手下共は瞬殺だ………子供も強かった………平和の象徴は健在だった………!話が違うぞ先生………」



?<違わないよ。ただ見通しが甘かったね>



?<うむ………なめすぎたな。敵(ヴィラン)連合なんちゅうチープな団体名で良かったわい。ところでワシと先生の共作、脳無は?>



?<回収してないのかい?>



黒霧「吹き飛ばされました」



?<何!?>



黒霧「正確な位置座標を把握できなければ、いくらワープとはいえ探せないのです。そのような時間も取れなかった」



?<せっかくオールマイト並みのパワーにしたのに………>



?<まァ……仕方ないか……残念>



死柄木「パワー………そうだ………一人……オールマイト並みの速さを持つ子供がいたな………」



?<…………へぇ>



死柄木「あの邪魔が無ければオールマイトを殺せたかもしれない………ガキがっ………ガキ……!」



?<悔やんでも仕方ない!今回だって決して無駄ではなかったハズだ>



死柄木「…………そうだ。先生………あなたが居た」



?<おぉ………やっぱりか。彼女は可哀想な子だ。この抑圧された社会で一人苦しんでいる。誰も彼女を救けはしない……………だから弔、君が救けてあげるんだ>



死柄木「俺が………救ける……?」



?<あぁ。その為に精鋭を集めよう!じっくり時間をかけて!我々は自由に動けない!だから、君のような"シンボル"が必要なんだ。死柄木弔!!次こそ君と言う恐怖を世に知らしめろ!>















・
・
・















?「16……17……18……19………両脚重傷の彼とさっき運ばれた彼女を除いて………ほぼ全員無事か」



ポン



葉隠「尾白くん……今度は燃えてたんだってね。一人で………強かったんだね」



尾白「皆一人だと思ってたよ俺………ヒット&アウェイで凌いでたよ………葉隠さんはどこにいたんだ?」



葉隠「土砂のとこ!轟くんクソ強くてびっくりしちゃった」



尾白「なんにせよブジでよかったね」



轟(凍らすところだった。危ねぇ………)



キラキラ



青山「僕がいたとこはね…………どこだったと思う!?」



常闇「そうか。やはり皆のとこもチンピラ同然だったか」



切島「ガキだとナメられたんだ」



青山「何処だと________……」



瀬呂「ドームに穴開けたの、やっぱりオールマイトだったのか」



砂藤「とんでもねぇパワーだ」



障子「ああ。流石だな」



青山「何処だと思う!?」



蛙吹「………何処?」



青山「秘密さ!!」



?「とりあえず生徒らは教室へ戻ってもらおう。すぐ事情聴取ってわけにもいかんだろ」



蛙吹「刑事さん。相澤先生は………?」



<両腕粉砕骨折。顔面骨折…………幸い脳系の損傷は見受けられません。ただ………眼窩底骨が粉々になってまして…………眼に何かしらの後遺症が残る可能性もあります>



?「だそうだ………」



蛙吹「ケロ………」



峰田「そんな………」



芦戸「13号先生は?」



?「治療は終わってる。背中から上腕にかけての裂傷が酷いが、命に別状なし」



「「ハァ………」」



?「オールマイトも同じく命に別状なし。リカバリーガールの治癒で充分処置可能とのこと。保健室にいるよ」



切島「あなたは?」



?「さっきの子ね。頭部を5針縫って、その後ケガによる発熱が始まったとの事だけど、大丈夫。彼女も命に別状なしだ」



切島「そうっスか」



耳郎「よかった……」



麗日「デクくん………」



飯田「緑谷くんは………!?」



?「緑………ああ。彼も保健室の治療で間に合うそうだ」



麗日「よかった」



?「さぁ教室へ戻って」



「「「「「はい」」」」」






そして、俺たちは刑事さんの指示で教室へ戻った。















緑谷side





保健室________。






リカバリーガール「今回は事情が事情なだけに、小言も言えないね」



オールマイト「多分だが………私また活動限界早まったかな…………一時間くらいはまだ欲しいが………」



緑谷「オールマイト………!」



オールマイト「まー仕方ないさ!こう言うこともある!」






細いオールマイトのその背中に、僕は何も言えなかった。



その時…………。






ガラガラ



?「失礼します………オールマイト久しぶり!」



オールマイト「塚内くん!!君もこっちに来てたのか!!」






入って来た刑事さん。



その刑事さんとそのままの姿で話すオールマイト。






緑谷「オールマイト……!いいんですか!?姿が………」



オールマイト「ああ!大丈夫さ!何故って!?彼は最も仲良しの警官。塚内直正くんだからさ!」



塚内「ハハッ。なんだその紹介。早速で悪いがオールマイト、敵(ヴィラン)について詳しく………」



オールマイト「待った。待ってくれ。それより………生徒は皆無事か!?相澤……イレイザーヘッドと13号は!!」



塚内「生徒はそこの彼以外で、一人あなた(あの子)が運ばれたけど命に別状なし。他も軽傷数名。教師2人もとりあえず命に別状なしだ」






それを聞き、安心した。






オールマイト「そうか」



塚内「3人のヒーローが身を挺していなければ、生徒らも無事じゃあいられなかったろうな」



オールマイト「一つ違うぜ塚内くん。生徒たちもまた戦い、身を挺した!!こんなにも早く実践を経験し、生き残り、大人の世界を、恐怖を知った1年生などいままであっただろうか!?敵(ヴィラン)も馬鹿なことをした。1-A(このクラス)は強い。強いヒーローになるぞ!!私は………そう確信しているよ」






その言葉に、僕は拳を握りしめた。



そして真っ直ぐオールマイトを見た。



親指を立てるオールマイト。



僕たちはここ雄英で…………。



もっともっと強くならなきゃいけない!



憧れの、最高のヒーローになる為に!!














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