保健室から抜け出した身だけれど、
喉は乾くし、お腹は空くしで
正直、根っこは変わらなかった
(お供え物とは棚の上に置いてあったお見舞いのお菓子などです。)
乙骨side
僕たちはなんだかんだ言って保健室に入った。
家入さんはきっと留守中で
僕たちを包むのは、ツンと鼻の奥を刺すような
消毒液の匂いだけだった。
いつも通りに2人で返事のないあなたちゃんに
言葉を投げかける。
あの、規則正しい呼吸音が聞こえる
ベッドの上には、誰もいなかった。
乙骨sideEND
伏黒恵は激怒した。
というもののちょっと注意しているくらいだけれど。
あなたは伏黒に怒られギャン泣き。
後2人は見ての通りにとばっちりで…
ここぞとばかりにあなたは近くにあったお供え物のお菓子を食べる。
約二週間ほどの深い眠りと共に
過去の記憶も目覚めた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!