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第3話

Chapter2 / 認知問題 。
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2025/03/05 09:00 更新



side : 東雲シノノメ 帆夏ホナツ
帆夏ホナツ
ゲームマスター…???
先程の放送がなり終わって直ぐ。
さっきまで図書館で本読んでたのにな。
結局あの話の後ってなんだったんだろうなぁ、なんてのんびり考えながら。
取り敢えずざーっと部屋を見回す。
部屋…はとても綺麗な部屋だ。
全体的に木の温かさを感じる。
ほどほどの広さで、恐らく5畳ほどの部屋。
長方形になっており、壁沿いには5段ほどある本棚にまばらに本がはいっている。
反対側に扉がありその両脇に観葉植物、真ん中にテーブル、その周りに椅子が3つ。
帆夏ホナツ
謎解きしてこっから脱出しろってことやんな?
…気をつけなければ。この部屋のどこかに自分の命を狙うものがあるかもしれない。
取り敢えず扉に近づいてみる。
取っ手が付いているだけのただのスライド式ドア。但し取っ手と壁に4桁のダイアル錠が掛かっている。
帆夏ホナツ
…ま、そりゃそうや。
ただのドアというだけでは面白く無い。
帆夏ホナツ
次…近いしこの植物で良いか。
そこまで詳しくは無いけれど多分ベゴニアの花っぽい気がする。
確か金運とか仕事運を高めるとかの…
帆夏ホナツ
後は…次、机と椅子?
と言っても下を覗いてみたりしても何かが貼り付いている訳でもないし至って平凡な机と椅子。
怖いくらいの平凡さ。
帆夏ホナツ
ブラフか…誰か来るか。
その2択しか出てこない。
誰か来るとしたら扉が開くのだろうか。
だとしたら脱出も簡単になるし助かる…が、そんなに簡単では無いだろう。
まぁ取り敢えず全部の要素を見て回ってからにしよう、と思ってそのまま本棚を見る。
中に入っているのは色々な図鑑や某少年漫画等だった。
ぱっと見血がついているというわけでもなさそうだしら内容も多分そこまでゲームに関わりがあるわけでもなさそうだ。
帆夏ホナツ
退けてみるかぁ。
良くある本を傾けたら開く隠しドア対策。
…何もなさそうだなぁ。
帆夏ホナツ
…数字、数字か。
この部屋の中で選択肢になり得るのは…本に何かが書かれている若しくは挟まっている、机か椅子の仕掛けの見逃し………後、ベゴニア(と思わしき植物)が誕生花の月日辺りだろう。
近い本棚を漁って…ベゴニアが誕生花の月日を序でに探しておこう。
目の前にある図鑑を手に取って、目次からベゴニアを探す。
ベゴニア………11/29、覚えておこう。
取り敢えず一通りの本をチェックしてみる。
内容まで全て正確に見切ったわけでは無いが、少なくとも何か書いてたり挟まっていたりは無さそうだ。
一旦1129を入力しに戻ろう。机と椅子をもう一回見てから。
帆夏ホナツ
んー…やっぱなんも無いやんな。
机の裏にも椅子の裏にも、椅子の足の裏にも。何も無い。
…ダイアル錠がある所に戻って1129、に番号を合わせる。
帆夏ホナツ
…お?
開いた。開いてしまった。
帆夏ホナツ
…あーあ、開いちゃったやん。
帆夏ホナツ
あーあ。今回も‘’ 面白くなかった ,,
次はもうちょっと歯応えがあるといいな。
そう思って錠を外し、扉を開けるのだった______

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