第2話

プリンアラモードの片隅で
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2024/03/26 00:00 更新









りうらside














──────そんなことがあってから1週間……くらい




























あの後いむしょうと合流したんだけど……



























神様が俺らを哀れんで、何故か最初に俺だけ「第2の人生だ」って言われて再び地上に放り投げ出された

























哀れむならもうちょっと丁寧に扱って欲しいところだけど←




















りうら
……ここ……どこだよ……
りうら
なんか目線低いし……











手を見れば小さくて




























お店のガラス窓で自分の姿を確認すれば身長は低くて


























何より服……なんでこんなにボロいの?(((




















そのせいか、不審がってチラチラと周りの大人が俺を見てくるし……






















りうら
こ、怖い……
りうら
に、逃げなきゃっ……!









本能的にそんな予感がし、ここがどこかも分からないまま何となく路地裏に入る



























何となく右に進み、次も何となく左に曲がる











































すると──────大荷物を持った「誰か」にぶつかっちゃった
































???
うおおっ、あ、すみません!!
りうら
あ、……いえ……











大量の食料品(野菜ばっかり)を持ったその人……は、俺を見るなり申し訳なさそうにペコペコしてくる















お、おとなっ……


























俺は咄嗟にさっきの視線がフラッシュバックする
























???
あ、「子ども」だったのか
???
ごめんね?怪我はn
りうら
プルプル……
???
え?
















改めて醜すぎる俺を見るなり、少し驚いた様子をする……誰か
























まあ……俺の体……虐めの時の痕の痣だらけだし















???
え、君……
りうら
は、はい……
???
と、とりあえず俺の家来て!!!













そう言われて……なんか謎の「ピンク髪」の人に着いていくことになった俺……














その人に手を握られているから、離すに離せない






































???
あ、俺
ないこ
ないこって言います!
ないこ
君は?























そう聞かれたので──────
























素直に「りうら」と「前世の名前」をそのまま言った










































その後……なんかないこさん?に手を引かれて、近所の「ケーキ屋」に入った


























俺らが入るとレジ横で肘を着いて座っていた人がビクッてして、すぐにガッカリする

























……???





















でもなんかすぐに俺に寄ってきたけど←

















???
あれ、ないこ……その子……
ないこ
あ、帰り道にたまたま会って「保護」した
ないこ
りうらくんって言うらしいよ~
りうら
……ペコリ
???
りうらな、
If
俺はいふ










いふさん……って名乗った背の高い人は、俺を一通り軽く見たあと、「風呂入るか?」って言ってどっかに行っちゃった


























そのあとはないこさん?が俺の手をキュッと握ってくれる


























一瞬ビクッとしたけど、「この人は安全」って信じて握り返した



































にしても……ここ
























改造されているけど……俺の……俺らの「元住居」……か

































お風呂上がり
















服も何も持っていなかった俺だけど、いふさん?が俺にかっこいい服を着せてくれた























にしてもサイズ小さくね?130だけど((




























……あ、今の俺の「見た目」は……小学校低学年男子、うん、
































ってひとりで思っていると、いふさん?が俺の髪を乾かし終えた




















If
りうら?前髪長くないか?
りうら
……え?
If
前、見にくいんやない?
りうら
……少し……














乾かしてもらって気づいたけど、前髪が結構伸びている
























普通に下ろしていたら目が隠れちゃうくらいだ























If
切るか?








いふさん?はそういってハサミを持つ

































なんか……金属……刃物怖いッ……


























りうら
やっ……、
If
?ハサミ嫌か?
りうら
怖いっ……













なんで……ハサミが怖いんだ……?

























不思議だけど怖いものは怖いので震えていると、いふさん?は近くの机にあった金色のピンを俺に見せてきた
























さっきの金属と違って、尖ってない分かっこよく見える

























するといふさん?は器用に俺の前髪を持ち上げてポンパにしてくれた



























一気に視界が明るい






















If
ほれ、ポンパなら前見えるで?
りうら
わあっ✨
If
ww













俺がポンパをちょっと触っていると、いふさん?が頭を撫でてくる























少し驚いたけど、「この人は安全」ってまた自分に言い聞かせた










































するとどこからか甘い、いい匂いがする























入口を見ると知らない人……がなにかを持って俺の近くに来た






















???
お、いたいた
りうら
……誰……ですか、
???
あ、俺
悠佑
悠佑って言います!まあ気軽に「アニキ」でええからな~
りうら
あに、き……
悠佑
!おん!






















声が大きくて俺が少し怖がっていると、アニキさん?は俺に甘くて美味しそうな……ぷるぷるした豪華なものを見せてきた






















悠佑
りうら?俺らが作ったプリンアラモード、良かったら食べんか?
りうら
……プリン……アラモード……?











俺は思わず問い返しちゃうけど、アニキさん?いわく「甘くて美味しい食べ物」らしい



























プリンはもちろん、生クリームやクッキーも乗っている























見るからに俺とは違って輝いていて、美味しそうで……俺は思わず「食べる!」って言ってしまった



























近くの机で銀色のスプーンを持ち、プリンを1口食べる














































口の中が甘くてとろけそうなくらい、本気で美味しかった
































「凪」
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