第5話

Ⅲ…
14
2026/01/07 02:53 更新
リッター・トラッポラ
どうしよっかな、、、
エース・トラッポラ
ここに置いといたら死ぬよな?
リッター・トラッポラ
まぁ、な。
どちらにも見つけた子供を置き去りにし、見殺しにする趣味は1ミリも無い。責任やらなんやらは置いといてこの子供を生かすことを最優先にするのならば家に連れて帰るのが良いだろう。2人ともその考えにたどり着いたため、車に乗せ連れて帰ることにした。
女の子を車の後部座席にそうっと寝かせ、エンジンをかけ車を走らせる。沈黙が続いた。

不意に、エースが言った。
エース・トラッポラ
この子、可哀想だよな。捨てられただなんてさ、
リッター・トラッポラ
まぁ、そうかもな。
リッター・トラッポラ
でもさ、見たか?あの子の体。
エース・トラッポラ
え、なに兄貴変態なの?
リッター・トラッポラ
ちげぇよ!その、腕とか足とか顔とか、、至る所に痣とか傷があった。
リッター・トラッポラ
虐待されてたんだろうな。
リッター・トラッポラ
だから、捨てられて虐待から逃げることが出来た。とも考えられるわけだよな。
エースもリッターもそれっきり何も言わなかった。いや、言えなかった。いつもは短く感じていた道のりも、沈黙の中ではいつもより長く感じた。
エース・トラッポラ
(早くつかねーかな。)

プリ小説オーディオドラマ