今日から私は雄英高校ヒーロー科に所属する。
ホークス「あなたちゃんおはよう。」
『え、、啓悟さん!来れたんだね!変装してて分かんなかったよー』
ホークス「ははっ、さすがにヒーロースーツでお見送りは目立つけん羽も閉まってきとうよ」
この人はホークスという名で活躍しているNO.3ヒーロー。
私は特別に鷹見啓悟さんという名前を教えてもらったけれど、諸事情により本名は公に公開していない。
11年間幽閉されていた私を救助、そしてここまで4年間私を育ててくれた人だ。
ホークス「ほら、駅着いた。そんじゃ、俺はあなたちゃんの荷物受け取ってから福岡帰るけん。たまには顔出すから忘れんでよ〜」
『アハハッ、忘れるわけないよ!』
ホークス「そんなら良かった。行ってらっしゃい、あなたちゃん」
『行ってきます!』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。