廉sid
俺は今めちゃめちゃ悩んでいる。
なぜなら…
彼女へのお返しを何にするか問題。
俺がしばらく悩んでると
ピコン ✉
「れん〜? あなたちゃんへのお返し決まった〜?」
ちょうどいい所に連絡がきた
「まだ決めてないんよ なんかアイデアない?」
「料理とか作ってみたら?
ほら、れんって普段料理しないからあなたちゃん喜ぶんじゃない?」
「なるほどな〜 頑張ってみるわー」
「ミスって爆発だけはさせないでね笑」
「しねぇよ笑」
> 挿入されたアイテム
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あなたsid
今日はホワイトデー!
廉何してくれるんだろうなぁ
楽しみ!
目の前のテーブルには沢山の料理が並んでいた。
ほんとにびっくりした。あの料理音痴の廉がこ
んなに作れるなんて…
ふと、廉の手を見ると、絆創膏がいくつも貼っ
てあった。それをみてなんだか微笑ましくなっ
た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。