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第124話

第106話_失敗_
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2026/01/19 06:00 更新



…目を開けると 、

目の前にはウキウキした母の姿があった 。




体が前よりも軽くなったような気がして 、

もしかしたら本当に生まれ変わってしまったのかもしれない 。



おはよう 、気分はどう ?
おらふくん
…なんか 、体が軽くなった気するで 。



前のような 、

優しい母に戻ったような気がした 。



……でも人間は怖い 。

そうやって簡単に人を騙すから 。


そう 。
早速で悪いけど 、
魔力値を測ってもらえるかしら ?
6000は超えていると良いのだけど…



そう言われて 、目の前にある水晶に手をかざす 。


すると 、

とてつもない強さの光が水晶から放たれた 。


1万… !?




この家族は皆 、6000を超えているのに対して

僕は元々500だった 。



…… でも今は 、母に渡された謎の液体のおかげで

家族をも超え 、魔力値1万となったのだ 。




 









__そう言って喜べたのは 、この一瞬だけだった 。









何故よ… !
何故そんなにも高いのよ !!
おらふくん
え… ?
これじゃ気付かれてしまうじゃない !!!


その大声に 、家族全員が集まってきた 。

ママが見つかったら 、
どうしてくれるのよ !!
お前のせいで母ちゃんがいなくなったら 、
どうするんだよ ?!!



そんなに魔力が多い奴は
俺の子供じゃない 。
今すぐ出てけ !!



……どうやらこれは失敗だったらしい 。



あの謎の液体は 、いわゆる違法な取引で手に入れたものらしく

公にバレてしまうと牢獄行きとか 。



おらふくん
寒 ……



言われた通り 、家から追い出されてしまった 。


僕には帰る場所も 、行く当てもないから

適当に街を歩いてみる 。

おらふくん
…外って 、こんな感じなんやな …


今思えば 、こうやって

自由に外を歩くのは初めてかもしれない 。



"自由って素敵やな …"

自分にはなかったものを 、知れたような気がした 。


















…ちょっと 、そこの僕 ?
おらふくん
…何や 、?


見たこともない人が 、

いきなり僕に話しかけてきた 。


今 、もしかして一人 ?
お母さんとお父さんは ?
おらふくん
今 、一人 …



もしかして 、この人が 警察 ってやつかな 。

お家の場所 、どこかわかる ?
おらふくん
わかんない 。
そっか …
じゃあ 、お兄さんと一緒に探そう !
おらふくん
うん …?



よくわからないまま 、交番の中に入っていった 。




































…… その後の記憶は 、あまり覚えてないな 。


















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