先生がそう告げた後、あなたの自分の第一人称たち生徒はそれぞれ帰りの支度を始めた。
あなたの自分の第一人称とみーみこと菱田未渚美は11歳の仲良しなんだ!
家族ぐるみで仲が良くて、幼馴染なの!
大好きな、幼馴染。
あなたの自分の第一人称たちは小さい頃からEXPGに通い、アーティストを目指して、日々頑張っている。
携帯が通知を知らせた。
あなたの自分の第一人称たちはその場にしゃがみ込み、携帯に釘付けになった。
突然入り込んで来た先生は、みーみのことを呼び出した。
なんだろう、とみーみは口にしてから立ち上がってあなたの自分の第一人称にそう告げた。
あなたの自分の第一人称はみーみの挨拶に返さずに急いでEXPGを飛び出した。
あなたの自分の第一人称はわかる。
みーみは今、きっとデビューの話を貰っているんだ。
先生の呼び方とかが、なんか、そう。
あなたの自分の第一人称は悔しかった。
だって、同じ時期にダンスを始めて、一緒に頑張ってアーティストになれるよう、色々な努力をして。
今までいつも一緒だったのに…
そう声を出した。
「まだ、そう決まった訳じゃ無い。」自分にそう言い聞かせるけど、効かなかった。
もう、そうだとしか思えなくなっていた。
あなたの自分の第一人称は家に帰る気にもなれず、近くの歩道橋からただ街を眺めたいた。
みーみの息切れている姿から、相当走っていたことがわかる。
ほら。やっぱりね。
あなたの自分の第一人称の言った通りだった。
みーみは、あなたの自分の第一人称の気持ちなんか知らずに、淡々と喋り続ける。
その姿を見て、なぜだか涙が出てきた。
ーどうして?
あなたの自分の第一人称は、みーみの笑顔を見て思った。
絶対、1番みーみのこと応援してみせる、って。
今は無理でも、いつか絶対に「頑張れ」って言ってみせる、って。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。