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風丸くんとあなたの下の名前ちゃんは高一からの仲で親友のような関係
この話の中では2人は高3 大学は2人とも東京にある大学に進学することが決まっている
それぞれ大学は別
風丸side (高3の風丸が高校3年間を振り返ります)
俺とあなたの下の名前は高1の時、2回目の席替えで前後になり
それから話すことが増え次第に互いを親友のような存在だと思うようになった
最初から恋心なんてものがあなたの下の名前に対してあったわけではない
彼女とすごす時間が長くなるにつれて彼女のことを好きになっていったんだ。
あなたの下の名前は学年問わずモテていた。
高2になって後輩ができた時だってサッカー部のマネージャーとして働いている彼女に
多くの後輩が懐いていた。
あなたの下の名前と親友だから余裕があったわけではないが
それほど不安になることはなく高2の夏が終わろうとしていた時
俺は初めて嫉妬という感情を知った。
夏のインターハイが終わり引退を迎える3年生に今までに感謝を伝える会が開かれた。
その日、先輩の1人が部員含め監督、コーチがいる中であなたの下の名前に
公開告白をしたのだ。
勇気を出した先輩を称賛する人もいれば
あなたの下の名前の返事を息を止めるように待つものもいた。
そんな中俺は1人、あなたの下の名前と同じぐらい心臓の音がしているのではと
思うぐらい緊張していた。
そう、先輩は断りずらい状況での告白で勝負にでたのだ。
そしてあなたの下の名前から出た言葉が
その言葉を聞いたときただただ純粋に
良かった、という言葉しか頭の中で再生されなかった。
その時にこの感情が嫉妬という感情なんだと知った。
次の日学校に行くと俺の目に映るあなたの下の名前の隣にはその告白をした先輩がいた。
後輩たちが、「おめでとうございます〜!!」などと黄色い声をあげていくのを見た瞬間
俺は失恋したことに気づいた
それからどうして良いのかわからず初めてあなたの下の名前におはようと言えなかった。
あなたの下の名前とは同じクラスだが、教室の出入り口で楽しそうに話すあなたの下の名前と先輩を
見ることができなかった俺は荷物だけ机に置き保健室へと向かっていた。
なんとか理由をつけて1時間だけベットで休むことを許可された
本当はそのまま帰りたかったが皆勤賞をとりたいという理由で帰る選択肢はすぐ消えた。
俺が寝るベットの隣には、俺のクラスで不登校の松田がいた。
こいつとは中学から一緒でなんならそこそこ仲はいい方だ。
それから俺はここに至る経緯を全て話した
そして俺はその日の放課後あなたの下の名前と一緒に帰る約束をして
気持ちを伝えた
あなたの下の名前が俺の胸に飛び込んできた
そんなこんなで俺とあなたの下の名前は晴れて恋人同士になれた
まだ続きます!
ここで一旦きりまーす!















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。