桜の木に目も眩むほど色鮮やかな桜の花が咲き誇る、4月。
( 山 田 涼 介 side )
今日から俺たちは高校生活最後の年を迎える。
それと同時に、この学校のアイドルとして
活動することが無くなる。
実は、俺は中学の時から男性アイドルグループとして活動している有名人。
だから、中学校、高校とファンの子から
握手を求められたり、サインを要求されたり
大変だけど、以外とどこか興奮している自分がいた。
メンバーは俺だけじゃなくて、
他にも8人いる。
まぁそれはそのうち分かるとして、
まずは学校に行こう、!
急いで準備をして、食パンを口にくわえたまま
家を飛びだした。
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
10分後 学校着。
教室にはメンバーの数人がいた。
今日は、珍しく伊野ちゃんが来ていた。
そう言ってさっきから眠たそうにしていた顔を
机に伏せて早速寝始める、
山.中 : え、!そうなの!?
山.中 : 笑笑
しばらく3人で話してると他のクラスメート達や
メンバーも続々と来はじめてきた。
少し驚きながら俺たちの方へと近づいてくる
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
あ、朝からうるさい人登場〜。
でも大ちゃんが時間に間に合うとか珍しいな、
あられ でも降るかな、
さっきまで寝ていたのに大ちゃんの大きな声で
起きはじめる伊野ちゃん。
そう言うとダッシュで走っていのちゃんに
抱きつきに来る大ちゃん。
教室に着いたゆーやがダルそうにやってきた
面食い野郎…笑
確かに、雄也はあまり初対面の人に対して
褒めるって行為はしないからな…。
特に女子に対しては、
JUMP : 笑笑
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
そう笑いながら薮くんの方へ顔を向けた瞬間
さっきから話題に上がっている女の子が
廊下でなにかを迷っていた。
名前も顔も知らないけど
どこか変な自信があった。
他の女子とはなにか違う、
人の心を意図も簡単に掴んでしまうような
容姿で、顔も整っており、とても近寄り難い人。
今、たしかに近くで話しているメンバーの声が
どんどん遠のいていく。
それほど彼女に集中していたのだろう。
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
俺はこの時からだ。
名前も知らない彼女に目も心も
俺の全てが
この一瞬で奪われてしまったのだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
こんばんぬ!
作者の ち ぃ す け _ 🐭 です!
この度は
あの日の君に、僕たちは恋をした。
を読んでいただき誠にありがとうございます!
まだ全然、話は読めないと思いますが
今後ともよろしくお願いします!
たまにアンケートとかも取ると思うので
その時はコメントよろしくお願い致します、!
それと
隣のクラスの男の子
もよろしくお願い致します!
では失礼しました〜m(__)m
⭐️ お気に入り
❤ 応援
お待ちしてます!<(_ _)>
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。