前の話
一覧へ
次の話

第15話

chapter39 夏祭り#2
285
2018/08/18 16:49
2人で世間話をしながらデパートへ向かう。

シルク「なんかなー?あなたがメンバーに加わってからアンチコメが少なくなった気がするんだよな〜」
あなた「えっ、そうなの?それは良かった!」
シルク「おう!あと、男性のウオタミさんも増えたと思うんだよなぁ」
あなた「えええっ、そうなの!?」

シルク「んまぁ、あなたは可愛いもんな!(笑)」
あなた「えっ……!?/////」
そんな、どストレートな!思わず顔が熱くなって、あおぐ素振りを見せる。

女性「わぁっ!シルクがいる!!」
女性「ほんとだ!シルクー!!」
あなた「わわっ、視聴者さんかな?」
シルク「いつもありがとなー!」
シルクが笑顔で手を振ってるので私も習って手を振る。

女性「あなたちゃんも居る!可愛いね、あの子!」
女性「ねー、美人さんだよね〜。」
か、可愛いって言われた……!!
嬉しかったので最後にもう一回手を振った。

暫く歩くと、3人組の男性がこっちをチラチラと見ていた。
男性「お!見ろよ!あなたちゃんとシルクだ!おーい!あなたちゃん!シルク!こっち向いてー!」
男性「うおお!ほんとだ!あなたちゃーん!シルクー!」
えっ、私!?
嬉しくなってまた手を振る。

あなた「あっ、ありがとうございますー!あなたですー!!」
シルク「やっほー!これからもよろしくな!」

なんて視聴者さんとのやり取りを幾度となくこなした。一緒に写真を撮って下さい!なんて言われた事もあった。

(本当に色んな人が見てくれてるんだなぁ…!)

そんなこんなでデパートに着く頃には既にヘトヘトになっていた。
チラリを横を見るとシルクは全く変わらず元気そう。流石、慣れてるんだね…!

シルク「あなた、大丈夫か?あなたは特にファンサービス丁寧だし、慣れてねーから疲れただろ?」
あなた「えっ、そ、そんな事ないよ!大丈夫!」
私がそう言うとシルクは呆れた顔で笑った。

シルク「じゃ、呉服屋行くか!」
あなた「うんっ!」

プリ小説オーディオドラマ